Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967 1/4
モノとしては10年以上前にお譲りいただいたキットです。
製作にあたり柄にもなくイロイロと調べる過程で不明な点がボコボコ出てきたため長期間の放置。
とはいえ、10年もモニモニしていれば解決策的なものもニルニルしてきたので製作を再開します。
此処にPORSCHE 910があります。しかもダブル。
右は2012年9月22日、五反田で催された43modelers' 2012オフ会にて入手したキット。枯れてます。
左は2017年9月3日、五反田で催された43modelers' 2017オフ会にて入手したキット。記録を見返します。
どちらも「上田の巨匠」さまからお譲りいただいたキットです。経緯はこことここらへんをご参照ください。
同じキットを複数個入手するというのは、モデラーの習性として広く知られていますが、この910については
入手にあたり5年のブランクがあります。つまり私は、事前に入手済だったことをスッカリ忘れていたのです。
ドングリを埋めた場所を思い出せない栗鼠と同程度の脳味噌しか装備していないのですよ。自慢げに言います。
左のキットは、K360 PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967と、K360の品番が与えられています。
後日の再販品なのか、しっとりとした削り心地の切削性に優れるレジンパーツで構成されています。
2個並べて作業性の良さそうなK360を先に生贄として、手始めに後部のエアファンネルカバーを削っています。
できること、できないこと、やれること、やりたくないこと。自分の能力の範囲でどうつくるか算段します。
全体にバリを削り落とし、工作や塗装の邪魔になりそうな突起部も後ほど再生するかは別にして削っておきます。
この時点で車体先端のジャッキアップ用フック、フロントフードのファスナー、ドアヒンジを削り落としてます。
後部では前述したエアファンネルカバー、テールライト、リアカウルヒンジ、ジャッキアップ用フックを削ります。
入手段階で硬化し始めていたタイヤは窓から投げ捨て、過去に製作断念したジャンクという残骸から似たサイズの
謎汁を滲ませていないヤワヤワなタイヤを探し、車高の調整と併せ適当に辻褄を合わせておきます。
バQがサッパリ合いません。
無理はしない、させない、したくない。労働三ヶ条を三唱のうえ見なかったことにします。
ここまで2018年11月に仕込んでいます。
検討課題
・2個程度で多々買いだなんて言わない
・並行して作る際の手順を間違えない
→ 2/4
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