天地明察 冲方丁著 角川文庫刊
過去に著者のマルドゥック・スクランブルなどのシリーズを読んだ際に、その独特ともいえる文体にどうしても馴染めず、
無理矢理読み切った記憶があるため、2010年に本屋大賞を受賞した同著の単行本購入も見送っていた次第だ。
それでも会社帰りに立ち寄った本屋でうずたかく平積みされ、どこからでも視界に入るようにディスプレイされていると
なんとなく手にとってしまうし、もしかしたら文体に馴染めるようになっているかもしれないと思い購入してみた。
新しいカレンダーを作っていく話だ。
今よりも暦に政治的、宗教的な意味あいが大きく、人々の生活が暦に左右されていた時代の新規事業開拓にまつわる話だ。
グローバル化が進む現代日本においても未だに大安や仏滅を気にしながら生活している部分があったりする。
外資系企業が日本に事業所などを建設する際、日取りを気にする話を聞くこともある。土着のしきたりを尊重してるのか?
週休8日を欲する我が身としては、新しいカレンダーを作るのも悪いことじゃないと思ったり思わなかったりする。
検討課題
・日めくりカレンダーは毎日めくる
・旗日には玄関に国旗を飾る
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