嫌われ松子の一生 山田宗樹著 幻冬舎文庫刊
玉座製作時の気分を高めるために読んでみます。ふざけた内容ではなく転落し、流浪する。そんな感じの話。
人生には常に数多の選択肢はあるものの、自らが選べる選択肢は一つしかなく、複数の人生を歩むことは出来ない。
上手く最良の選択をし続けることが叶えば薔薇色の人生だろうし、ひたすら悪い選択をし続けてしまうこともある。
本書において「嫌われ松子」こと川尻松子は後者のパターンに近く、有り体にいえば「引きの悪い」人生を歩み続ける。
このご時世、自分自身でさえ何がきっかけで、どこで躓き転落するか分かったもんじゃない。
笑い話で「ついてない」といえばカタヤイネンのことだが、それさえ実はとても幸運に溢れた人生だったりもする。
読み終えて残りの人生、上手くやり過ごしたいと思った次第だ。
検討課題
・人生晴れたり曇ったり
・何事も行って来いでチャラを善とする
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コメント
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カタヤイネン氏は死に神様の方が引きが悪かったのですねぇ。
たとえパンイチになっても五体満足なら次があります。
投稿: デモドリ | 2012年9月 2日 (日) 10時11分