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2012年12月21日 (金)

ぼくは猟師になった 千松信也著 新潮文庫刊

自分とは違うライフスタイルを実践している人の日常に興味を持ったりする。
猟師と言えば散弾銃を撃ち、犬を放つ印象をもっているが、本書の著者は罠猟と網猟を用いて狩猟を行っている。

運送会社に勤務しながら猟期には狩猟も行う生活を丁寧に書いており、また獲物を捌く手順も事細やかに書いてある。
いろいろな意見や考えはあると思うが、自ら得た獲物を自らが食べ、利用するために執着さえみせる著者には感服する。

20121221
イブニング誌に掲載されている「山賊ダイアリー」岡本健太郎著とはまた違った狩猟世界のようで比べて読むのも一興。

2008年にリトルモアより刊行されたものの文庫化ということだが、2020年頃に10年後の著者が継続しているであろう
猟師生活の続編のようなものを読めることを期待したい。

検討課題
・牛豚鶏以外の肉も積極的に食べる
・散弾を噛んでオエッとしない

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