山口晃 大画面作品集 山口晃著 青幻舎刊
著者2冊目となる画集。これまでに倣い「著」と書いたが、「描」を用い「山口晃描」とした方が適切かもしれない。
日本画の技法を駆使しながら等角投影法で描かれた細密な絵は、手前も奥も均等な大きさで表現されることから
ひたすら色々な物が描き込まれており、何か仕掛けがあるのじゃないかと時間の経過を忘れ眺め続けてしまう。
上記の通り鑑賞には時間をかけたいのだが、個展では他にも鑑賞者もいるためいつまでも長居もできない。
本屋で立ち読みなどもってのほかだ。赤白の縞シャツを着たメガネ男子を探すような気持ちで鑑賞を楽しみたい。
さて、どこに仕舞ったか思い出せず、探し出すこともできずにいる最初の画集を発掘しないといけない。
検討課題
・無駄だと分かっていても模写してみる
・たまには奥付に蔵書印を捺してみる
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