抜け出す作法
可能な限り気配を消すようにしながら、誰にも気づかれようにソッと出掛けます。
思い出したように緑2号と、ロシアングリーン(2)を買い求めます。呆気ないほどの容易さで任務完了です。
☆ 携帯電話などは置いていきます。(持ち出して連絡されたら堪りません)
☆ 煙草もライターも残しておきます。(外出先で簡単に現地調達できる物品を持ち出す必要はありません)
☆ 財布本体も置きっ放しにします。(中身の現金とカード類は当然持っていきます)
まるですぐに帰ってくるような感じで振る舞うことが何より大事だったりします。
喫煙をしていた頃は、タバコ休憩を装いながらフラッと居なくなること心がけていました。
放置していた塗装済みのボディにデカールを貼るわけです。手際は悪いのに短気な性格なものですから凹部などへ
上手く密着するまで待てなかったりします。なので適当にナイフで切り込みを入れて無理矢理貼り込んで行きます。
赤で囲った部位などはタッチアップペイントを施さないとならない状態になっています。
緑2号を筆を使って適当にペロペロと塗っていきます。重大な違和感をおぼえることのないくらいの色の差です。
徹底的に調色するなんてまっぴらです。面倒です。チャッチャとやっつけたい気持ちで胸が張り裂ける思いです。
そんな邪な気持ちを見透かすように、今度は赤で囲った部位でペイントをはみ出させます。慎重にすべきでした。
結果としてロシアングリーン(2)は使わずじまいです。いずれ鬼戦車でも作る機会があればその時に使いましょう。
おい、準備はいいか?
出掛けた折りの戦利品として配布物を手に入れます。平面でも禍々しさを周囲に振りまくようで見ていて怖くなります。
なんだかよく分からないまま、とりあえずヨンサンのカテゴリーとしておきます。
検討課題
・筆塗りをするときは息を止める
・デカールの上に塗るときは勇気をもって
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