こびとの住む街 1 スリンカチュ著 北川玲訳 創元社刊
私たちの日常に溶け込むように、HOスケール相当の彼らも暮らしているという設定で別世界を展開する。
ページを開くと左ページに私たち人間の視線からの写真、右ページにはこびとたちの視線での写真が並ぶ。
各写真には短いタイトルが付けられ、ところどころ毒を含んだタイトルにニンヨリする。
ちょっとした水たまりでさえ彼らにとってはプールであり、湖となるような不思議な世界。続刊にも興味を持つ。
こびと繋がりでコミック。
ハクメイとミコチ 樫木祐人著 エンターブレイン刊
掲載誌初出時のタイトルである「こびと日和」から改題。全長約9cmのこびとたちの闊歩する世界のお話。
こびとたちの世界で共に暮らす猫や狸のほうが遥かに巨大で、人語を解し会話が成り立つあたりも面白い。
こびとの約9cmというサイズからするとねんどろ等と近い大きさに思える。
こいつらがチョコマカと動き回る世界というのもなかなか楽しそうで、ガリバー気分で蹂躙してみたくなる。
さらにこびと繋がりでもなく買い揃えた「人類は衰退しました」関係は後日、別項としたいと思う。
検討課題
・藪の奥底を凝視する
・森で妖精に惑わされない
私の会社にも小人さんがいます(見えないけど)
エレベータを呼ぶと、立ってるのと反対側の扉を開けてくれます。
投稿: kawakami(偽者) | 2013年4月 7日 (日) 07時39分