那珂川町馬頭広重美術館 溪斎英泉展
2013年6月8日、所用あって栃木県北部へ向かう。用事を済ませた後に思いついて立ち寄ってみた。
町村合併前は「馬頭町」と呼ばれる土地であり、美術館の名称に旧町名を留める。
そしてその美術館は、広重といえばの馬と鹿をあしらった落款をシンボルマークとしている。
収蔵品の多くは青木コレクションから寄贈された歌川広重の浮世絵などであり、それらを中心に展示されている。
美術館は先ごろリニューアルされた歌舞伎座周辺施設も手がけた隈研吾氏による設計。
オープン当時は屋根の材木も白く、清々しい印象だった。開館から10年以上を経て今では風格さえ感じる佇まいだ。
館内内部の桟などはまだ白く、開館当時の様子をわずかに残し伝えている。
訪れたときは、春季特別展・ゴッホ生誕160周年「—ゴッホに愛された花魁— 溪斎英泉展」を催していた。
ゴッホの「タンギー爺さんの肖像」や「花魁」で描かれる元となった溪斎英泉作「雲龍打掛の花魁」などの浮世絵を
展示している。また遊郭の遊女の一枚絵もあったりで、さながら江戸時代のピンナップ揃えといった感じ。
溪斎英泉展の会期は6月30日まで。
検討課題
・都バス上46と草64を究める
・故隆慶一郎氏の著作をたまに読み返す
« SCI-FI REVOLTECH [SERIES No.044] THUNDERBIRD 2 | トップページ | 株式会社島崎酒造 東力士 夏 純米吟醸 »
« SCI-FI REVOLTECH [SERIES No.044] THUNDERBIRD 2 | トップページ | 株式会社島崎酒造 東力士 夏 純米吟醸 »
コメント