神保町から九段下
2014年6月8日、週末から降り続く雨のため思い切り歩くこともできないまま出歩きます。
九段下駅近くの「しょうけい館」へ見学に立ち寄ります。
常設展示室となる二階に設けられた南方戦線下を模した原寸大ジオラマは、音声ガイドを聞きながらジッと見ていると、
展示してある負傷した兵士のマネキンの虚ろな目と目が合ってしまうような錯覚に陥り、正視し続けることができません。
政治的側面を廃することはできないジャンルです。ただ、見学することでいろいろと考えさせられます。
一階では企画展として水木しげる氏の従軍日記的ないろいろを展示してあり、ガキの頃から見慣れた画風のイラストや、
水木氏の飄々とした語り口で語る映像などを見ることで、僅かばかりではあってもホッとできます。
少々ぐったりした気持ちになりながら交差点で九段会館を見上げます。
ビアガーデンのあった屋上の植栽は、手入れも行われていないようでモサモサと好き放題に伸びています。
そのまま近在の昭和館を見学するつもりでいましたが、ぐったりした気持ちと蒸し暑い天気のダブルパンチに心と体、
ともにグンニャリしてしまい、靖国神社で催されていた骨董市を冷やかし、参拝はせずに帰宅します。
検討課題
・蒸し暑いときは着替えを携行する
・ビアガーデンやビアホールの料金体系を吟味する
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