フェイク 楡周平著 角川文庫刊
事件や事故など起こった際、最近では決まって「飲食店勤務」と職業をザックリ報道される業界を舞台にしています。
騙したり、騙されたり、裏切ったり、裏をかいたりと気の休まることの無い日常を過ごすことはさぞ大変なことと思います。
いろいろありつつも主人公とその周辺の登場人物はだいたい何とかなって、命を落とすシーンも無くハッピーエンド。
どうにもこの業界、真鍋昌平著の「闇金ウシジマくん」においては悲しい結末で終わることが多いだけに楡周平氏の
著作ということもあり少しばかりドキドキしながら読み進めることとなりました。
楡周平氏といえば「朝倉恭介シリーズ」です。
初めて読んだときにはハードボイルド系作家のいろいろを混ぜ込み、荒唐無稽さも感じないでもない点もありました。
文庫本を捨てずに残していたので読み返してみて、当時の記憶や印象が今ならどうかを確かめてみたいとも思います。
9月から勤務地が変わり、通勤経路や乗車する列車も変わったことから読書に当てる時間もできそうです。
つまり座って居眠りをすることが出来なくなったということです。ここ数年、読書量も減ってきていたのでチャンスと
捉え、積極的に積んだままにしていた本を通勤時間にモキモキ読んでいこうとも考えます。
検討課題
・ボトルキープをしてみたい店を探してみる
・調子に乗ってフルーツとか間違っても頼まない
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