HERMES LEATHER FOREVER
2014年12月20日、天気予報では小雨も降るとか言っていたので、もしかしたら悪天候のため来場者も出控えたりして
空いているのではないかと思い、上野の東京国立博物館にある表慶館へ折りたたみ傘を握りしめて行ってみます。
入場はその場でQRコードを提示するだけで、入門と入館時に引き替えとなるパンフレットのためのチケットを貰います。
画像右下の入口から館内に入ると、エントランスホール一面に様々な革の展示をしています。
厚い薄い、硬い柔らかい、表面加工の違いや素材となる動物の違い等をナデナデと触りながら確かめることができます。
ズーズー。オーストリッチ革をふんだんに用いて製作された白い犀。白いワニはいないのかと周囲を探してしまいます。
バッチコイ!おらぁ!!野球小僧垂涎のグラブ。ガキの頃、ミズノの赤カップを買ってもらったことを思い出します。
乗馬シミュレータが設置されており自由に跨がることができます。ニーグリップの大切さをこれでもかと思い知ります。
バーキンとケリーがこれでもかと。好きなだけ買いなさい、とサラッと言える大人に早くなりたいと切に思うのです。
館内の展示の最後には、盆栽とそれを取り巻くように吊されたミニチュアサイズのバッグの展示を見ることができます。
なんとも幻想的な演出の施された空間で、もっと長い時間ずっと眺めていたいと思わずにはいられない場所でした。
勤務地が上野に変わり、歩いて行けるほど近くだからと呑気にしてたらいつの間にか会期終了間近になっていました。
見たいと思う展示を行ってるときは仕事する振りすら投げ捨ててセッセと通うように心がけたいと思いました。
HERMES LEATHER FOREVERは、2014年12月23日をもって会期終了。
検討課題
・職人の手業から盗めるものはないかジッと凝視する
・ブランドの積み重ねてきたものを少しだけ調べてみる
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