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2014年12月25日 (木)

殉狂者 馳星周著 角川文庫刊

2010年に刊行された「エウスカディ」を改題のうえ文庫化。

1970年代に世界平和を目指し、日本赤軍から紆余曲折あってバスク地方の独立運動に身を投じる日本人ワルテルと、
2000年代にオリンピック選手から引退したワルテルの息子アイトールが、若い頃の父の軌跡を追っていく話し。

二つの年代を交互に書きながら、両方の時代を生きた人々や、その周辺の関係者を巻き込みながら終幕を迎えます。

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いつも通りというか馳ワールド全開で、主要登場人物もドンドン死んでいきます。夢も希望もございません。
裏切ったり裏切られたり、騙したり騙されたりと心休まることもなく、上下巻一気に読み進めることができます。

地域独立や、民族運動といわれてもピンとこないのは自分だけで、日本国内においても背後関係など怪しいながら
熱心に活動を行う団体の存在を稀に見たり聞いたりすることもあります。彼等の望む未来の姿に興味があります。

時系列行ったり来たり繋がりで、

人喰いの時代 山田正紀著 ハルキ文庫刊

開戦前の混沌とした一時期、人の命が非常に軽かった頃を「人喰いの時代」と称し、北海道を中心に短編が続きます。
タイトルの通り、主人公に絡む人物がいとも簡単に死んでいきます。まさに何かに喰われるように死んでいきます。

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文庫本に巻かれた帯の「必ず驚愕する」といった読後感は得られず、おそらくそれは自分の読み足りなさに起因する
のだろうと考えます。しばらく間を開けて二度三度と読み直し、読み込み「必ず驚愕する」を味わいたいと思います。

間もなく冬休み。読んでない本を読もうと書店で付けたブックカバーを外しながら同じ本が出てきて項垂れます。

検討課題
・胡散臭い連中の真意を探る
・安易につまらないと決めつけない

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