田舎館村埋蔵文化財センター / 田舎館村博物館
2015年5月3日、浅瀬石川ダムをグルグル見て回ったのち、やはり、冬期に訪れながら立ち寄れずにいた場所へ
見学に行きます。施設は弘南鉄道弘南線、田んぼアート駅から徒歩2分程度の場所にあります。
両館共通のチケットを購入後、まず始めに田舎館村埋蔵文化財センターから見学開始です。
国道102号線のバイパス工事を行う際の事前調査に発見された垂柳遺跡の水田遺構を思う存分見学できます。
遺構は屋内に移築され、保存処理を施された上で管理、展示されています。
許可された区画に限り、足を踏み入れることが可能になっています。特に畦の幅は現代のものより細くなっており、
当時この地にいた農民の体格を想起させます。
出土品のレプリカ、または素焼き素材に樹脂含浸処理を行ったと考えられる実物らしき土器を触ることもできます。
他にも多数の出土品の展示などあり、2000年ほど昔の北限とされる水田跡をたっぷり感じることができます。
隣接する田舎館村博物館は、郷土の芸術家の作品を展示していたり、民具や農機具の展示を行っています。
展示品には名称を記した簡単なプレートが添えられているだけで、収拾地や時期などについての解説は無し。
以前、浅草で見学した施設と似た何かを感じます。
なかなか興味深い展示物をゆっくり見学できたことで満足します。
ただ、無計画に動き、通行止めという思いもしないトラブルに巻き込まれもしたため、この後どうしたものかと
思案します。とりあえず汗を流したいので風呂に入るため宿を確保したいなと考え、無い知恵をフルに使います。
最悪の場合、この地にいくつもある温浴施設を利用し、車中泊もやむなしと思いながらゴニャゴニャしてみると
過去に利用したことのある宿で空室を見つけることができ、まんまと滑り込みます。まだまだ続きます。
検討課題
・触れるものはとにかく触っておく
・古代は意外と近くにあることを知る
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