神保町駅前 2月
靖国通りに面し、日工大の並びで古くから営業してる書店の前に1月末日で店を閉めると書いた貼り紙を見つけます。
鉄道関連、軍事関連の古書に強く、書店街に訪れると立ち寄ることのことの多かった書店です。
勤務地が神保町にあった頃は重さも量も考えることなく、昼休みを自主的に延長してまで棚の端から端まで舐めるように
見て回り、気になる古本を手当たり次第に買ったこともありました。理由あっての閉店とのことですが残念でなりません。
もう昨年、2015年9月には駿河台下交差点にあった書泉ブックマートも閉店し、今では大型靴店となっています。
コミックを中心に取り揃え、どのコミックもだいたい1巻から最新刊までを通しで並べているため、全巻一気に大人買いも
容易にできる便利な書店だった記憶があります。隣接するカラオケ店と合体して書店の大型化を図るという噂を聞いたりも
しましたが屋上の看板に名を残すのみです。そして今では神保町に1店舗、秋葉原に1店舗と縮小されてしまいました。
書店街といわれる神保町に靴屋?ともなりますが、当地は書店街であるとともに学生街であったり、スポーツ用品店も多い
街だったりします。交差点角にある携帯電話ショップは、ずいぶん前にはジーンズショップだった記憶があります。
神保町交差点の北側や、すずらん通りにも靴専門店を見つけることもできるので、さほどおかしいこととも思えません。
ただ願わくば書店の新規出店が活発になればと思ってしますのです。
そんなことを考えながらガラス張りのエレベーターに乗り、6階から本を眺めつつ階段を降りてくると階段室に謎の貼り紙。
両生類、爬虫類専門誌の表紙に江頭2:50氏のお姿。ドーン!特集記事の中に「日本の夏 エガちゃんの夏」を見つけます。
虫関係を含め苦手ジャンルなため気になる特集ではありますが涙を飲んで購入を見送ることにします。
グローバル化により産業集積の必要性も求められなくなり、○○街といった場所や地域が減っていくのは悲しく思います。
各地に散らばりつつも意外と分散化しない風俗街はそのまま残っていきそうですが。
検討課題
・店の入れ替わりに注意する
・以前あった店を忘却しない
最近のコメント