根付 ~江戸と現代を結ぶ造形~ 展
2017年3月11日、いろいろ思うこともあったりする土曜日。家にいても鬱々としてきかねないので出かけます。
敢えて普段なら利用しない路線を使うこと、普段なら行かない土地を目指すことを出かける際の目的にしてみます。
そして選んだ路線は武蔵野線、目的地は三鷹とします。
関東地方において京葉線、埼京線、湘南新宿ラインと並び最弱四天王の一角を為すともいわれる武蔵野線です。
乗車中には災害が発生し、土地勘の無い駅で放り出されたらどうすべきかグルグル考え込むことに熱中します。
新秋津駅周辺のトンネル内で罹災したらどうなるのか、アイデアも浮かばぬまま目的地である三鷹駅に到着です。
三鷹駅南口から通路で直結された建物5階にある「三鷹市美術ギャラリー」において催されている展示を見学します。
展示品の多くは細密な工芸品であることから、申し出れば受付で単眼鏡や拡大鏡の貸し出しを受けることもできます。
日頃、ヨンサンの集まりなどで巨匠さま製作による超細密な作品を拝見する機会に恵まれていると、単眼鏡などを
用いずともガラスケース越しの展示品にも目はじゅうぶん追いついていきます。
特に製作に用いる刃物、工具の展示も行われていて、模型製作のヒントになる工具も多種いろいろあったりします。
帰宅してから引出を引っかき回します。
奥底から見つけたのは海洋堂監修のもと2001年に発売された「妖怪根付 百鬼夜行コレクション 陽の巻」のいくつか。
右から猫又、閻魔大王、文福茶釜、鬼。もっと持っていたような気もしますが、現在保有していたのはこの4種のみ。
現在では国際的に野生動物の商業取引が厳しく制限、禁止されていることもあって、象牙などを使った工芸品の制作は
難しくなっています。今回の根付の展示においてもエポキシ樹脂やアルミといった伝統的素材とは異なる材料を用いた
作品がいくつもありました。根付を普段使いできる環境を伝承させていくためには致し方ないのかもしれないと思います。
会期は2017年3月20日、本日まで。
検討課題
・腰に鎖をブラブラさせない
・腰に下げるのは手拭いにしておく
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