JPS Renault 5 ALPINE Gr.2 MONTE CARLO 1980
そう、それから三日が経ちました。
シリコーン表面はネパネパしており、いつまでたっても硬化した感触を得られません。これはいったいどうしたことでしょう。
自分の為し様を思い出すことに努めます。主剤を120gカップに移し、硬化剤を4%(滴)混ぜ込んだ…滴?
なんとなく4滴じゃ足りないような気がして、20滴くらい大盤振る舞いしたことを思い出します。ここで間違えたのか!
紙で作った型枠を慎重に剥がし、複製すべきタイヤを取り除き、シリコーン型をモニモニと揉みまくります。
適量ではないものの一応は硬化剤を混ぜたことで、緩慢ながら反応はしたようです。ギリギリ使えなくも無い状態です。
ことここに至り、ようやくといった感じで使用方法を読みます。どうも順序が違っているような気がしてなりません。
■主剤100に対し、付属の硬化剤を4%の割合(比重、重量)でよくかき混ぜます。
深呼吸をしてからジックリ読み込み、そのどこにも「4%の割合(滴)で」などと書かれていないことに気が付きます。
再びペーパークラフトタイムです。今度は失敗しないと心に誓い、秘密兵器を調達するために街へと出かけます。
デジタルはかりを購入します。2.0kgまでグラム単位で測量でき、コップなどの重量を除外した計量も可能なはかりです。
ボタンを押して作動させるとバネばかりとは違うハイテク機器を使いこなしてる実感と、得も言われぬ万能感を覚えます。
紙コップに100g取り分けようとします。表示されたのは99g。超精密です。四捨五入すれば100gです。オッケーです。
硬化剤も今回は4%(g)を見事に取り分けることに成功します。デジタルはかり万歳です!
主剤に硬化剤をかけ入れ、グニグニと混ぜ込み、先ほどのペーパークラフト型枠に静かに流し込みます。
今度はキッチリ反応しますように。
検討課題
・用法や用量は説明書を読んで把握しておく
・自分の思い込みで単位を変えたりしない
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Ohtoroさま
ご訪問、コメントありがとうございます。
失敗を繰り返さないと先に進めない学習能力の無さは如何ともしがたいところでございます。
何と申しましょうか、見事なまでの三歩進んで三歩下がるです。
投稿: せーろく | 2017年4月12日 (水) 00時04分
すべてが元通りかつ着実に進行されていてなによりです(笑
投稿: Ohtoro | 2017年4月11日 (火) 13時08分