上野駅前 6月
衣替えの季節到来です。
クールビズですから。この一言で少々以上にラフな格好をしても許される季節が日本にやって来たということです。
私の場合は5月初旬より、何かに先んじるかのように既にスーパークールビズの導入を実施していたりもします。
身にまとう服の枚数も減ると、体重のことなど忘れ、心なしか身軽になった気持ちにさえなります。気持ちが大切です。
身軽になれば足下も浮き立つようになり、浮き足だった感じで会社帰りに色々な場所に立ち寄ったりもするわけです。
上野広小路駅近く春日通りの北側、不忍池の南側の一区画に仲町通りと呼ばれる飲食店街があります。
その街路灯には監視カメラと共に拡声器も取り付けられ「客引きはボッタクリです。絶対について行かないように」と
商店会だか官憲だかの呼びかけを四六時中エンドレスで垂れ流しています。ある種の営業妨害とも捉えかねられません。
なるほど歌舞伎町、錦糸町と並び、鋭い客引きをもって勇名を馳せるそういう「町」だということを認識できます。
早朝から営業しています。昼も昼下がりも営業しています。夜ともなれば本気の営業をしています。
通り抜ける際「朝キャバいかぁスか?」や「どうです?夜の新規開拓!」などと声をかけられ、つい笑ってしまいます。
こちらにお勤めの方の多くは季節関係無しにクールビズを徹底するかのような薄着だったり、外で声出しをしてる方は
同じく季節関係無しに黒服を着込んでいたりもします。汗臭いような、生臭いような、何とも言えないブロックです。
軽く飲んだつもりが意識不明になるほどに昏睡し、パンイチで不忍池のほとりに転がされる。そんな事案も発生します。
安心して飲める場所の見極めもできない私は近寄らないことを励行するしかできません。君子仲町に近寄らず、です。
検討課題
・歓楽街の飲食店には通ってみる
・在籍表の正しい解読法を習得する
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