浅草から稲荷町
2017年6月10日、梅雨到来。ムシムシするでもなく暑く、それなりに夏っぽくなってきたことを体感します。
起きた瞬間に朝から飲みたい気分になったので服を着て電車に乗って移動します。朝から家で飲んだらダメ人間です。
ダメ人間を自覚する私といえど、最低限の守ったほうがいいようなルールというか、矜持のようなものもあるのです。
自宅から電車に乗って朝から飲める場所というと赤羽、上野、錦糸町。足を伸ばして新宿といったエリアになります。
そんななかでも乗換無しでたどり着ける利便性の良さから下町のターミナル駅、浅草をついつい選んでしまいます。
吾妻橋からスカイツリー。モンヤリ曇っています。曇っているのに日差しも感じます。
駅前ですぐ飲みたい気持ちをグッと抑えて少し歩き回ります。
雷門一丁目交差点に店舗を構える老舗、八目鰻本舗のショーウィンドウに飾られたヤツメウナギのぬいぐるみ。
水族館などで販売されていたら間違いなく手に取ります。もしかしたら買ってしまうかもしれません。買った瞬間、
飾るでもなく振り回すでもなく、すぐ飽きてしまうことも容易に想像できます。専門店に飾られてこそと思います。
午前中から飲んだら散歩がてら周辺を歩きます。そして合羽橋で見つけたマネキン。窓側に陳列するのがお約束か?
この日は鳥越祭とあって、いくつもの路地に神輿を飾り、これからの準備に勤しんでいました。
ここで注目すべきは、画像右手前の自転車に乗る少年が着ている1998年W杯フランス大会時の日本代表ユニフォーム。
ゼッケン #11。やはりKING KAZUを選びたくなるのです。
浅草通りの稲荷町周辺まで並ぶ仏具店を冷やかしながら歩きます。
お年頃というわけでもなく葬儀に参列する機会も微増しています。喪主や坊主に威圧感を与える数珠が欲しいのですよ。
そんなことを考えつつ、今すぐ買って準備万端整えちゃうのも如何なものかと思ったりもして購入の機会を逸します。
検討課題
・もう少しダメなところで飲んでみる
・朝から夜まで飲み続けない
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