上野駅前 7月
上野動物園において飼育、展示を行っているパンダが無事出産しました。
ニュース速報で報じることなのか、号外を配るほどの出来事なのか、南紀白浜の繁殖実績を鑑みるに思ってしまうのです。
相変わらず否定的な物言いに終始しているような気もします。気のせいじゃない自覚だってそこはかとなくあったりします。
どうしても上野動物園にいるパンダに対しては、過去の個人的体験から好意的に見ることができなかったりします。
幼稚園児だった頃、上野動物園に遠足へ行きました。故西山登志雄氏によるデッキブラシを使ったカバの歯磨きを見学し、
虫歯にならないために歯磨きをしましょう!と教わった記憶もあります。長じて再三再四、虫歯に苛まれてはおりますが。
そして遠足のメインイベント的に特別な飼育舎にいたカンカンとランランを、長い行列に耐え忍んでようやく見学します。
部屋の奥で餌となる笹にまみれ、薄茶色のケツをこちらに向けるパンダらしきものを見た記憶があります。
いわゆる黒いタレ目柄の愛くるしい顔を見るでもなく、タイヤで遊ぶ滑稽な姿を見るでもなかったのです。
果たして幼稚園児だった頃に遠足で見たアレは本当にパンダだったのか?あれから40年以上経た今でも疑念が残ります。
そんなに疑念を抱いているなら、意味不明な敵意めいた感情を抱き続けているのなら、現在の勤務地からも遠くない場所
なんだし、サッサと見に行けばいいだろうという至極真っ当な疑念に対する解決策があることも重々承知しています。
数十年振りに上野動物園に行ってみようかと今さらながらに考えたりします。
そんな個人的なグダグダした感情などはさておき、上野駅前の老舗玩具店ではビジネスチャンスとばかりにパンダ関連の
玩具を店頭に並べています。特に週末になると、ゼンマイを巻いてシンバルを鳴らすチンパンジーに代わり、画像のような
ノソノソ歩くパンダのぬいぐるみなどを販売しています。もはや上野名物といっても過言ではありません。
長らく少子化が叫ばれる日本にあっては、借り物のパンダといえど出産に沸き立つ気持ちも分からないでもありません。
さらにそれをビッグビジネスに繋げようとする気概は見上げたものだと言わざるを得ません。全くたいしたものですよ。
そして先月触れたアソコ。
まちろんアソコもパンダ誕生に乗っかるわけです。上野の近所ですし、繁殖行動に近いプレイに満ち溢れているわけですし。
いつも通りグチグチ文句を言ってます。梅雨空のせい、蒸し暑さのせいということでお許しください。
検討課題
・アカパンダを見に野毛山へ行ってみる
・アカパンダを見に江戸川へ行ってみる
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