MINI RACING No.0382 SAAB 96 V4 RALLYE de Suede 75
適当にコーティングしたまま、存在そのものを無かったことにしようと放置していたサーブを引っぱり出します。
スポンジヤスリの細目を使って表面を削ります。
スポンジヤスリは通常の紙ヤスリに比べ、厚みと柔らかさがあるせいかゴシゴシしてもシャキっとした面になりません。
これは私の集中力の無さと、指先のコントロールの悪さに起因するものであり、スポンジヤスリのせいではないと断言します。
閃いたんですよ。
カー用品店で見つけたドアノブ周辺などに爪で引っ掻くことでできる擦過痕を目立たなくさせる補修剤を使えないものかと。
そこで試しにと購入したのは、ソフト99社 Kizz Clear R ダークカラー用なる商品。
細かい傷の谷間に液剤に含まれる樹脂成分を埋めることで平滑にする効果を得られると書かれています。素晴らしい!
コンパウンドで磨く作業は、その塗装面を削るということであり、常に削りすぎの恐怖と背中合わせになってしまいます。
より平滑にするためにサスサスしていると、いつの間にかクリア層を削りきり本塗装部分がコンニチワすることもあります。
これを使えばそんな恐怖とオサラバです。しかも塗るだけ!楽できる!!俺って天才っ!!そう思っちゃったんですよ。
脳内シミュレーションでは上手くいくはずだったんです。使用前までの浮かれ気分なんてどっかにいっちゃいましたよ。
A:キズクリアー塗布部
B:ピカールでサスサス
C:作業前の塗装面
なんだよ、なんだよ、ピカール圧勝じゃん。キズクリアーのパッケージには「キズが消える!」と書いてあったのにな。
天網恢恢疎にしてなんとやら。やはり私ごときの考える浅はかな悪だくみは成功させていただけないようです。
楽できると思っていたウラッコとエスパスを横目に見ながら、地道に作業に徹するしかなさそうな感じになってきました。
検討課題
・どうにかして楽する方法を編み出す
・磨かずに済ませる方法も考えてみる
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