MINI RACING No.0150 PEUGEOT P4 ECUREUIL DAKAR 89
今年もヨンサンモデリングを始めるわけです。
基本的には「一歩進んで三歩下がる」といった後ろ向きで、進捗とか完成なんて言葉とはほど遠いところで格闘するのです。
入手段階でデカールは、英国らしさを遺憾なく発揮するかのように黄色く変色し、貼られることを拒否するかのようでした。
よって、白地に赤で描かれる横を向いた可愛らしい栗鼠のカラーリングを再現することは早々に諦め、試し吹きの実験台や、
余ったデカールを使ってミシェル・ヴァイヨン風カラーリングにでっち上げようと画策もしていました。
今にして思えば、白地のボディに貼るデカールならインチキプリントで適当に再現できたかもしれません。過ぎたことです。
知恵の回らないのはガキの頃から。今さら先々まで読み切ることなんてとてもできたものじゃありません。すでに手遅れです。
ハッピーニューイヤ~ンバカ~ン。
正月早々シンナー風呂です。己の体から立ち上る酒臭いオイニーを、シンナー臭で気にならないようにするプレイです。
臭いに匂いを上乗せする。近世ヨ−ロッパ的とポジティブに捉えます。あとで映画「パフューム」を見返しておこうとも思います。
赤い塗装部分はスルッと溶けたのに、下地も兼ねていた白い塗装部分はナカナカ溶けてくれません。
これはおそらく、赤い部分は模型用缶スプレーを用い、白い部分はロックペイントの白を用いて塗装したからでしょう。
なぜロックペイントと断言できるか?本業で行うべき「業務」としての塗装工作の隙を突いて自分の模型も塗ったからです。
そして、つくづく思うのは「趣味なら本気でちゃんとした塗料を用いてちゃんと塗装する」ということです。
日頃から常々、面倒だ、楽したい、勝手に完成してろ、と言いながらもヨンサン趣味は遊びでやってるんじゃないんですよ。
デカールの再生もできないうえ、このまま小箱に入れっぱなしでは成仏にもなりません。
とりあえず全部品を黒く塗り、ボディだけグリーンに塗ってミリタリーっぽい感じに仕上げ、無理矢理完成させようと思います。
完成に向けての方向性も定まったのでレイドレース用に取り付く灯火類と、ボンネットのキャッチピンなどを削り落とします。
もう年明けからグダグダです。
検討課題
・ウソ軍用車もたまに作る
・ダメなデカールを即廃棄しない
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