starterのNASCARを作るとき
益体もない話でございます。この令和の時代にあって今さらなだけではございますが、自己満足のために再び書き記します。
ポテチン。
スターター社の80年代から90年代にかけてのナスカーキットには、高確率でこんな形状のマフラーパーツが付属しています。
フロントに搭載したV8エンジンから延びるマフラーを、車体片側にまとめている状態を表現しているパーツです。
これはこれで何の問題も無いのですが、90年代に入るとマフラーの形状に変化を認められるようになってしまうのです。
見過ごしてもいい箇所だと思います。実際、これまで結構な割合で私は認識しながらも知らん顔で故意に見過ごしていました。
仕事する振りをしながらデスクに向かい、現物合わせ上等で渾身のポンチ絵を書きます。働ききった達成感を味わいます。
そして、いつも通りといった感じで業者さんに泣きつきます。
こんな感じで出来上がるわけです。
多少の後加工が可能で、塗装もできる素材でという要望を伝えていたところABS材で製作をしてくださいました。感謝感謝です。
こうすることで90年代から見られるようになった両側出しマフラーを表現できるようになりました。
ABSの板材から切削加工で切り出しているため、マフラーエンドはモーターツールで穴っぽく深彫りする必要があります。
ウヘヘ、カッとなって20個も作っていただいちゃいました。
これで心置きなく、スターター社のナスカーキットをモリモリ作れるような気がします。気がするだけです。
検討課題
・辣腕エージェントのお世話になる
・追加発注できるくらい作りまくる
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コメント
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こいでさま
ご訪問、コメントありがとうございます。
この仕事に就いて良かったと思えるのは、自分の趣味に活かせる業者さんと本業を通じイロイロできることです。
さて、あとは白色のデカールをどうにかできるか真剣に詰めないといけない感じです。ちったぁ仕事しろよ!!
投稿: せーろく | 2019年10月 3日 (木) 01時05分
ずるいぃ〜!(笑)
とは!言うものも自分も現役時代はシルク版の端やモデルのパーツ図面に分からない程度に入れてましたけぇ!(爆)
投稿: こいで | 2019年10月 2日 (水) 06時21分