よふかしのうた コトヤマ著 小学館刊
中学生の主人公コウは学校でイロイロあったことから不登校となり、昼夜逆転したような生活を送るようになります。
そんなとき、夜中に街へと出かけた際に知り合った吸血鬼の女性ナズナに血を吸われ、夜中に行動を共にするようになります。
著者の前作、だがしかし 全11巻完結 小学館刊においても主人公の少年に年上の女性と、幼馴染みの少女がからむ展開でした。
本作でも異常なまでに早起きな幼馴染みの少女が登場します。どれくらい早起きかというと真夜中に起床するくらいの早起きです。
主人公の少年が吸血鬼になれる日がくるのか、現在3巻まで刊行中。続編を待ちたいと思います。
吸血鬼繋がりで、
ヴラド・ドラクラ 大窪晶与著 エンターブレイン KADOKAWA刊
ツェペシュ。串刺し公の異名をもって15世紀のワラキア公国を統治したヴラド三世の生涯を描きます。
ルーマニアの地を訪れたことも無いブラム・ストーカーの手による著作によって死後、謂われの無い風評被害に悩まされています。
串刺し公といってもヴラド三世の統治を蔑ろにする貴族に対しての制裁という側面があったようです。シリーズ2巻で描かれています。
ハンガリーとオスマンという大国のあいだで生き残るため奮進する君主の活躍をコミックで追いかけたいと思います。
検討課題
・ソウルドラキュラを聴く
・ニンニクマシマシで
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