国鉄 上野駅24時間記 荒川好夫著 グラフィック社刊
師走となれば年末もすぐ。年末といえば帰省ラッシュとなるわけです。
そんなことを感じつつ書店で見つけた記録写真集的な本を購入してみます。初版は2020年12月25日とあります。
表紙の帯に本書の内容が書かれています。広小路口から改札上の壁画を全て見渡せた頃の話です。
鉄道車両や施設とともに写り込む人々から季節感や当時の服装、流行などを感じ取ることができます。
そして背景に時計を入れ込んだり、列車の発車時刻などを入れ込むことによって時間も分かるようになっています。
鉄道繋がりで、
品川高輪空鉄 鉄道開通150年後の品川・高輪 吉永陽一撮影・著
2022年8月に催されたコミケ C100で頒布された同人誌を再構成した空撮写真集。
品川ゲラウェイ駅開業に併せ、車両基地だった場所から再開発工事中に出土した、通称「高輪築堤」を大判画像で
詳しく解説しています。駅開業前の2008年からの開発の推移が判る非常に興味深い写真集といえると思います。
貴重な鉄道遺構、産業遺産であるのにも関わらずJR東は全ての保存、維持には積極的姿勢を見せていない模様。
むしろこの遺構を使った収益事業を編み出してみろよと思っていしまいます。なによりもこの歴史的価値のある遺構は、
私企業JR東ではなく、工部省によって作られたものじゃないのか?と勝手に工事を進めるJR東に言いたくなります。
歴史繋がりで、
お江戸・東京 坂タモリ 港区編 タモリ写真・著 ART NEXT刊
日本坂道学会の副会長であるタモリ氏が歩いて撮った港区の坂を丁寧に解説した本。
都心、旧東京15区の隅田川以西を歩いていると坂道が多いことにホトホト気付かされ、歩くだけで疲れてきます。
道路や地区割りは江戸時代の頃から大きく変わらず、土地のアップダウンもそう変わらないということなのでしょう。
本書では港区編と銘打っていますから、いずれ千代田区編、文京区編、渋谷区編と続刊の刊行を期待しちゃいます。
検討課題
・副会長といえば小遊三な感じで
・久しぶりに四谷あたりを歩いてみる
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