令和のダラさん ともつか治臣著 KADOKAWA刊
その土地の禁足地で「屋跨斑」と呼ばれ畏れられ、祀られてきた祟り神(表紙左下のロングヘアー)と
三十木谷姉弟(右下が姉の三十木谷日向、右上が弟の三十木谷薫)との交流?を描く現代怪異奇譚。
作者は「田村本」でお馴染みのともつか治臣氏。大病を患ってからの復帰作。
三十木谷薫から「ダラさん」と呼ばれる屋跨斑は蛇身、蛇神でもあり、ともつか治臣氏といえば過去にも
同人誌「よめいり」2014年刊、商業誌「荒蛟」2016年などでも蛇モチーフな作品を描いていました。
ダラさんが人間だった頃の過去と、三十木谷姉弟と関わるようになった現代を行ったり来たりしながら
話は進みます。マダマダ登場人物は増えていきそうだし、話も拡がりそうです。
ニョロリ繋がりで、
ルリドラゴン 眞藤雅興著 集英社刊
表紙の青木瑠璃は、高校一年生のある朝突然ツノが生えたことから話が始まります。
母に尋ねるとドラゴンである父親からの遺伝だろと説明を受けます。学校でくしゃみをすると火を吐き
喉を焼き、それでもドラゴンの形質なのか喉はすぐに治癒し、河川敷で火を吐く練習もします。
単行本において父はまだ描かれていませんが、いずれ人型なりドラゴン状態で描かれると思います。
しばらく休載していましたが、連載を再開したとのこと。続刊を待ちたいと思います。
異種婚姻繋がりで、
竜王の娘 中国幻想選 鮫島圓著 双葉社刊
副題に中国幻想選とあるように、中国古典作品を原作にした短編集。
嫁ぎ先で不遇な扱いを受ける表紙の竜王の娘「霊珠」を救い出すため人間の青年「柳穀」が奔走し、
スッタモンダの末に竜王の娘と結ばれ、青年も竜化していく話。
作者は中国幻想選として「狐の掟」も刊行しており、今月には新刊「無名の剣」の刊行も予定されています。
他にもニョロリ系?として、
虎は龍をまだ喰べない。 一七八ハチ著 KADOKAWA刊
s級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。
ひそな著 KADOKAWA刊 …それにしてもタイトル長いな。などもありますが割愛します。
検討課題
・本棚の整理をする
・捨てる漫画をまとめる
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