配線略図.book vol14 東武鉄道配線略図1975 配線図.net刊
東武鉄道各路線の1975年当時の配線略図をまとめた本。
配線略図は1975年当時と、2023年現在を比較していて差異が非常に分かりやすくなっています。
タイトルにある1975年といえばスカイツリーラインではなく伊勢崎線と呼ばれていた頃。
東向島駅が玉ノ井駅となんとも艶っぽい駅名だった頃。梅島駅までは高架化工事が完了し、雨が降ると
蒲生駅から新田駅にかけてはダブダブに水没し幻想的な田園風景を見せていた頃の配線略図です。
1975年当時は貨物輸送も行われていたことから沿線には企業の専用線も多くあったことが分かります。
西新井駅には工場があり、杉戸駅(東武動物公園駅)に蒸気機関車用給水塔も残ってた記憶もあります。
現在、高架化工事中の春日部駅に対応するためか大袋駅、武里駅に留置線が新設されたことを知ります。
下今市駅、鬼怒川温泉駅にSL大樹用の転車台が設けられたことも見てとれます。時代は流れていくのです。
遺構探しに沿線を歩いてみたくなる一冊です。
検討課題
・葛生駅の先を歩いてみる
・高架化された竹の塚駅を見ておく
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