赤紙がきた猫 矢野満月著 芳文社刊
昭和19年(1944年)2月、東京から津軽海峡を渡り、函館へと嫁いだ表紙の女性の物語。
前年にはアッツ島守備隊の玉砕、雨降る神宮外苑での学徒出陣。翌月にはインパール作戦が開始され
戦況は悪化の一途をたどるなか、鍋釜梵鐘から動物までもが軍事利用のため供出を求められる社会で
それでも普通に生きようとする市民たちを描いた漫画。
嫁ぎ先の函館、雪の中で見つけた猫を飼い始める新婚夫婦。猫は今も昔も猫らしく、猫のまんまです。
タイトルから飼い猫に対し供出を求められるだろうと想像つきますが、第1巻では猫は元気にしています。
そういう季節ですし、読んでおこうと思います。
第2巻は2025年春に刊行予定。どうか猫が元気なまま猫でいますように。
検討課題
・そして、トンキーもしんだを読んでみる
・兵隊さんに愛されたヒョウのハチも読んでみる
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