カテゴリー「ヨンサン」の476件の記事

2025年1月21日 (火)

ビールを飲みに

今日も今日とて仕事する振りという激務を途中で放り出し、スタコラサッサ地下鉄に飛び乗り逃げ出します。

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逃亡先はこちら。
旦那さん、旦那さん。どうぞ扉を開け、私を招じ入れてくださいましな。休暇中なのに悪魔の如く懇願します。

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FERARRI 121 Torrey Pines LM 1956 / 櫻井さま
画像では再現しきれていない青の生っぽさ。

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FERARRI 121 Torrey Pines LM 1956 / 櫻井さま
完成間近の最新作を拝見する機会に恵まれます。誰かの製作中の作品を見るのは勉強になるのです。

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BRABHAM BMW BT55 MONACO G.P. 1986 / N田さま
タメオ社 TMK267のメタルキットを僅か2ヶ月という短期間でピシッと完成させています。

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ビール。
ごちそうさまです。この一杯のために生きてる!仕事はせずとも労働後の一杯は欠かせないものなのです。
たいへんおいしゅうございました。

検討課題
・会社から逃げ出すときは堂々と
・モロモロの帳尻合わせをする

2025年1月20日 (月)

JADE MINIATURES J4307 VANWALL F1 Trintignant Monaco1956 4/

イロイロ間違えているなと自覚しながらも、逃げ道を塞がれつつある現状ですのでモクモクと製作を進めます。

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クリアの厚吹きをします。
ガイアノーツ社 Ex-03 Ex-クリアー を希釈せず圧力0.2MPaで3回ほど吹き重ねますが、塗膜を稼げません。
Ex-クリアーは、溶剤を使い希釈していない状態でもロックやカンペに比べてサラサラしている印象があります。
厚い塗膜を確保するためにロックなどに切り替えて吹くテストをいずれ行ってみようと思います。

検討課題
・煮詰めたクリアを5kgf/cm2くらいで吹いてみる
・必要以上にボテボテとした厚い塗膜にしない

→ 5/n

2025年1月19日 (日)

starter LOTUS ESPRIT No.44 LE MANS 1993 5/

ミニレーのデカールに翻弄されるなか、エスプリの製作も同時進行的に進めておこうと思います。

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クリアの厚吹きをします。
ミニレーの硬くて黄色いデカールとは異なり、経時により粉々になりたがる程度で貼りやすいカリグラフ社の
デカールは、クリア塗装後にワジワジすることもなく平滑さを保っています。たったそれだけでホッとできます。

長期的にエッチングパーツを曲げただけのリアスポが弾けるように外れたり、塗膜がベロベロ剥がれたりと
いった可能性が懸念されますが、現状では大丈夫そうなので将来的にもたぶん大丈夫だろうと楽観します。

検討課題
・再度のコーティングの際はミラーのコーティングを忘れない
・チンスポはツヤ消しでいくかクリアコートするか考えておく

→ 6/n

2025年1月18日 (土)

MINI RACING No.02484 PEUGEOT 406 STADIUM Style DTM Slon FRANCFORT 95 2/

ずいぶん間が空いていますが少しでもと製作を進めます。

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個人的に超苦手なミニレーのデカールを貼っていきます。
苦手な理由はデカール軟化剤を用いても曲面に馴染まない硬く、黄色いデカールだから。

ここらへんの比較的強力なデカール軟化剤をダブダブと浴びせかけたところで柔らかくなる兆しさえないのです。
ところが今回、一縷の望みを賭けるかのように使ったbarchetta社製デカール柔軟剤 RE烈TUこれがもうドンピシャ。
いい感じに溶けてくれます。ちょい硬いかな?と思うミニレーのデカールには蒸しタオルとRE烈TUをお勧めします。

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とはいえ発売から数年を経ていることからデカール柔軟剤 RE烈TUを浴びせかけても完全に馴染むことも無く。
密着しきれなかった空気溜まりにはナイフでザクザク切り込みを入れ、空気を追い出し無理矢理に密着させます。

そしてキット同梱の完成見本のカラープリントと見比べると青ベタのデカールが少し残ります。どこに貼るのよ?
解読しきれない部分もありつつ、そこに拘泥すれば完成が遠のくと考え、詳細の調査は面倒と即断し放棄します。

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デカールが馴染みきれなかった箇所をタッチアップしたらクリアを厚吹きします。しばらく放置し乾燥させます。

検討課題
・除去しきれなかった黄ばみは致し方ナシナシと諦める
・デカール軟化剤は生贄を捧げつつ試すように使い分ける

→ 3/n

2025年1月 2日 (木)

年頭所信

今年もモリモリ作りますよ。
誰かから貴重なキットを無駄にしやがって!と罵られても、駄作の山を築くように作っていきますよ。
だってね、ドンドン作らないとキットが卵を産んで、際限なく小箱が増えていってしまうんですもの。
正月ってこともあり順調に酔ってるからこそではございますれば、何卒ご容赦賜りたく存じ上げます。

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所詮、私の記す年頭所信なんてものは実行されず、達成もされないポンチキなものでございます。
それでも今年あたりからは、過去に上手く作れなかったキットへの再挑戦もしたいと思っています。
こう書くと、まるで上手く作れたキットがあるかのようですが、そんな完成品なんてナシナシなんス。

てな感じで、そこらへん含めて今年もダラダラ、モリモリ作っていこうかと言うだけ言っておきます。

画像のアルファは、Provence Moulage K884 Alfa Romeo 8C 2900 No.19 Le Mans 1938。
妙にアカアカして、スジ彫りの処理に迷いしか見れない1994年に作った駄作。再挑戦したいんス。

検討課題
・つべこべ言わずに作る
・面倒からは即逃げ出す

2024年12月19日 (木)

南青山ホビーショー 2024 Winter

2024年12月14日、があれば冬もある。そんな感じで年の瀬に秘密の場所で秘密の集まりを催します。

当日の様子についは「天才カメラマンの巨匠」さまの速報をご参照ください。
また、当方での記載について作品名、製作者名に誤りがあった際は何卒ご容赦のほどよろしくお願いします。

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会場は南青山にあるフレンチバスクの名店。
年末のお忙しいなか会場をご提供くださった櫻井さま、取りまとめをしてくださったN田さま、心より感謝申し上げます。

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Ferrari 290MM Mille Miglia 1956 / 櫻井さま
新作のお披露目です。

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Ferrari 290MM Mille Miglia 1956 / 櫻井さま
スジ彫りのキワと底にモデラーの人柄が出ると思っています。キッチリ、ピッチリ、緊張感のあるスジ彫りです。

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DAP kart chassis with A.S. 1981 / Ohtoroさま
お解りいただけますでしょうか?秋の横浜で拝見したときとは前輪が異なる方向を向いています。

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DAP kart chassis with A.S. 1981 / Ohtoroさま
哀愁のブラジリアン。

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PORSCHE 917/16 Spyder 1971 / N田さま
ハイパワーを目指し作ってはみたものの、諸般の事情で実戦投入は行われなかった6.5L、16気筒エンジン搭載車。

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PORSCHE 917/16 Spyder 1971 / N田さま
ベースは活動を止めてしまったVROOM社のサッパリしたキット。エンジン周辺に配線類をミチミチに追加しています。

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D.B.Panhard Le Mans 1961 #45 / アニキさま
秋の横浜でジックリ見ることができなかったので、チャンスとばかりにジットリと鑑賞します。

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D.B.Panhard Le Mans 1961 #45 / アニキさま
完成に至るまでは面倒しかないというのに、アニキさまは同じキットを再製作したいと仰ってます。

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BATMOBILE 1989 / KAWAKAMI偽者さま
ベースはアオシマ文化教材社のプラキット。ヨンサンとは思えないほどの巨大さ。

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BATMOBILE 1989 / KAWAKAMI偽者さま
自分の保有するヨンニーとは各部の表現が違っていることが確認できます。

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Fiat Abarth 2000 Coupe Speciale 1969 / こいでさま
形状修正を始めた結果、悶絶する事態に陥っています。

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Ferrari 250GTO 1965 / N田さま
amrの完成品。低い屋根と右ハンドルの特別仕様車。

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Ferrari 250GTO 1965 / N田さま
ここらへんだよ。こういう「大人な」車種選択を作るにせよ、買うにせよ、しないとならんのじゃあないかと思うのです。

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マダムから「片づけなさい」と声がかかり、美味しい食事の時間になったことを教えてくださいます。
テーブルに広げた作品を片付けたら美味しい食事のスタートです。

検討課題
・そうはいってもヨンサンの邪道を歩む
・埋まってるバットモービルを発掘する

2024年12月15日 (日)

starter PORSCHE 917/10 No.20 SIFFERT CAN-AM 1971 6/6 完成

タイトルの通りstarter PORSCHE 917/10 No.20 SIFFERT CAN-AM 1971です。

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ナデナデ、サスサスしてみてコーティングも硬化しきったことから細かいパーツを取り付けます。
タイヤの位置はさほどおかしくないのに、なんか車高が高く感じます。どこで間違えたのか分かりません。
左フロントタイヤに貼ったデカールをミスにより溶かしています。ドンマイ!そんなことは頻繁にあるコトさ。

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塗膜とクリア層を分厚くしたことでテールフィン先端の欠けはあまり気にならなくなったと錯覚しておきます。
カウルを留める黒テープは、キット同梱のデカールでは太かったため適当な黒テープを細く切って貼りました。
ロールバーのメッキ感は皆無。金属棒に置き換えるのも面倒だったので塗装銀マル出しです。

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今後のペティ車製作時に蛍光オレンジの塗装から逃げるため、代替色としてのオレンジでいけるかのテスト。
蛍光色独特の扱いづらさと経時による褪色を考えたら、ソリッドのオレンジを代替とした方が潔いと思います。
良好なテスト結果を得られた安堵し、台座に接着して完成とします。

検討課題
・オレンジは違う色でもテストしてみる
・ということでペティ車を見繕っておく

2024年12月14日 (土)

Heller 11CV CITROEN 1/

今日も今日とて仕事する振りという激務に苛まれるのでございます。まさに社畜の定めでございます。
そんななかネットを徘徊していると「グラチャンの巨匠」さまの記事を見つけ、思わず「やるじゃない!」と
勤務時間中だというのに感嘆の声を漏らしてしまいます。なるほどフムフム、そういうのもあるわけだ。

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思いついたが吉日。在庫棚を引っかき回しエレール社のキットを発掘します。
発掘されたのはコレ。本当に欲しかった11CVのキットは黒箱時代のそれ。もちろん理由あってのことです。

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ボディはワンピース。私にとっては既に塗装の失敗が約束されてると言って過言ではないと断言しておきます。
そしてタイヤハウスが用意されていません。ボディにシャーシを取り付け、タイヤを装着しても僅かな隙間から
遙か彼方を光とともに見透かすことができてしまう部品構成。面倒とはいえどうにかしないとならない箇所です。

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ボディ以外の部品はこんな感じ。エレール社のヨンサンにおいて標準的と思います。
以前はバンパーとヘッドライト部分に蒸着メッキが施されていたような気もします。記憶違いかもしれません。
そして不鮮明ですが画像右上、クリアパーツの上に置いたデカール。デカールはたったこれだけなんスよ。

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ひとまずボディにサフェーサを吹きます。キット自体が古いこともあり、パーティングラインの処理は必要です。

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後部Cピラーと申しましょうか、ルーフとボディの継ぎ目にあるヌルンとしたラインをどうにかしないと考えます。

検討課題
・どこをどうするか列記しておく
・黒箱未入手対策を練っておく

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文中の「やるじゃない」は、漫画「北斗の拳」作画 原哲夫、原作 武論尊の登場人物アインの台詞からの引用。


2024年12月13日 (金)

JADE MINIATURES J4307 VANWALL F1 Trintignant Monaco1956 3/

やはり、信頼の置ける名古屋の名店は仕事が早い。
注文したパーツが届かないからと製作を中断する理由を得たと呑気に構えていたのに、小包が埼玉の僻地に届きます。

どうやら逃げ道を塞がれたようなので製作を再開しようと思います。

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レバー型のボンネットフック。
今回のヴァンウォールには都合4点使用します。これで製作に必要な部品が揃ってしまいました。

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デカールを貼ります。7種類という豊富に用意されたバリエーションの中から、どれを作りたいのか迷いに迷います。
3秒ほど迷って、特に思い入れもないままモーリス・トランティニアンがモナコでリタイアした仕様を選んでみます。
エンジンフードに貼られる“VANWALL”の位置を間違えています。イチイチ気にしてたら負けですからシカトします。
デカール保護のためクリアをサラッと吹いて、後日のノー希釈クリア厚塗り大会まで放置しておこうと思います。

前回はエッチングパーツのみだったので封書で届きましたが、今回は昨年予約しておいたミニカーも同梱されます。

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TSM Model TSM430793 Garage56 Chevrolet Camaro ZL1 Le Mans 2023 #24 Hendrick Motorsports
2023年、100周年を迎えたルマン24時間レースにおいてInnovatクラスからナスカーの参戦があったので購入します。
プロバンス社やスタータ社等が健在であればキットで買えたのに、若者のヨンサンキット製作離れの煽りもあってか
各社からのキット発売は望めず、限られた選択肢のなかからTSM Model社の完成品を買うこととなります。ぬぎゃ!

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シボレーV8、398C.I.(5866cc)エンジン搭載。最近の風潮を嘲笑うかのような大排気量です。アメ車はこうでなきゃ。
ナスカーらしさを醸すルーフとボディ側面の巨大なゼッケン表示は無しです。ルマンの規則に沿った小振りなゼッケンが
エンジンフードとボディ両側面に表示されます。そのせいもあってか、GT3クラスの車両のようにも見えてしまいます。
ヘンドリックの#24といえばDUPONTやPEPSIのカラーリングを思い起こしますが、この車輌にはメインスポンサーの
カラーリングは無く、なんとなく「ナスカーですよ」といった感じのマーキングが施されてる程度だったりします。

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通常のレース仕様とは異なり、ルマン24時間レース参戦用に灯火類、ワイパー、ドアミラー、ボディ前後にいくつかの
空力付加物が追加されていることが確認できます。それでもズバッと立ち上がったリアスポを見ると、ナスカーらしさを
感じさせるには十分なんじゃあなかろうかと思うのです。結果は総合39位。Innovatクラス優勝(参戦車1台)でした。

検討課題
・トランティニアンのあだ名を覚えておく
・完成品を買いすぎないよう自制する

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2024年11月21日 (木)

JADE MINIATURES J4307 VANWALL F1 1956 Low scuttle 7versions 2/

まぁ、解決できるかもしれないと思えば迷うことなく名古屋の名店にベソベソと泣きつくわけです。
いい歳したオッサンが泣きはらす様なんざ見苦しいったらありゃしない。エェエェ、本人が一番自覚してますよ。

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待つこと数日。封書にて三つ爪スピナーが届きます。いつもお世話になってます。本当にありがとうございます。

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可能であれば本当に欲しかった三つ爪スピナーは、方向性のない画像左の[X]の形状。
タメオ社から発売されているのは[B]と[C]を混載したエッチングパーツ。模型製作人生ナカナカ思うようにいきません。

なんとなく車体左側に[B]のスピナー、右側には[C]のスピナーが取り付くような感じはしないでもなくはないのですが、
キット付属の実車画像資料を薄目で見てみると、今回製作しようと思ってるヴァンウォールには全てのホイールに[B]の
スピナーが取り付けられてるっぽいのです。確たる信念なんてものは無い私ですから、もう何も信じられなくなります。

キット付属の実車画像を信じることにして、今回は[B]のスピナーを使うことにします。

検討課題
・レバー型キャッチピンを諦めない
・何仕様にするか決めておく

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