タイトルの通りProvence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967です。
Provence Moulage K360 PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967
窓まわりを含め、バQの嵌め合いと調整はワイルド&ラフ。いつものことなので気にもなりません。
ボディ先っちょのおピンク部分がラジエターカバー?パネル先端の曲線と合っていません。合わせきれませんでした。
製作開始段階で削り落としたテールライトは実車とはまるで異なる形状で再現しています。再現にさえなっていません。
円形φ3.0のエッチングを台座にして、半球状φ2.5のライトパーツを載せただけです。記号としてのテールライトです。
車体後部上面のファンネルカバーも蒲鉾状に成形したプラ板を鉄色に塗って接着しただけです。
Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967
こちらはKナンバーを与えられる前のキットです。こちらも窓まわりを含め、バQの嵌め合いと調整はワイルド&ラフ。
ボディ先っちょの水色部分がラジエターカバー?パネル先端の曲線と合っていません。合わせるなんてムリムリですよ。
テールライトとファンネルカバーの表現は、おピンクの226号車と同じにしています。
ホイールはタミヤ社 TS-40 メタリックブラックを吹いただけ。吹いただけなので中途半端にツヤがあります。
手間を惜しまず、もっとツヤを消したマグネシウム感を感じられる風合いにしたかったところです。
おピンクの三角形は226号車。水色の三角形は228号車。プロバンスムラムラ社のキットとの相違をご確認ください。
今回、試みとして無希釈クリア塗装に表面の段差を削り均し、仕上げも無希釈クリアを吹いたままとしてみました。
無希釈濃厚クリアということで毛埃などの付着や混入のリスクはありますが、工程を短縮できるメリットもあります。
また、愛用のカンカンウレタン吹きっぱなしとは異なるノペノペした塗り上がりも悪くないと思ったりもします。
カンカンウレタン吹きっぱなしと併せ、無希釈クリア吹きっぱなし仕上げでも作っていこうと思います。
リアカウルヒンジ、ジャッキアップ用フックは削ったまま。面倒なので再建は見送りました。
デカールのサイズが合ってない感は明白。さりとてヘッポコごときにどうにかできるものでもなく、ナクナクそのままです。
キットをお譲りくださった「上田の巨匠」さまに感謝しつつ、疑問を残しながら台座に接着し完成とします。
そして完成後「オンザデスクの巨匠」さまより貴重な情報をいただきます。情報提供ありがとうございます。
ポンチキモデルと比べてみると、プロバンスムラムラ社の適当さと、Le Mans Decals社のやっつけっぷりと、
私の粗忽さと面倒くさがりが渾然一体となり、どこまでいってもダメダメさがだけがキラキラと輝く結果と
なったのでした。この情報過多時代に石器時代以前のモデリングでは足をすくわれるのですよ。ぬくぅわぁ!
検討課題
・長期熟成中のアレコレをどうにかする
・911以外のポルシェもドンドン作る
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