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カテゴリー「ヨンサン」の498件の記事

2025年7月19日 (土)

PROVENCE MOULAGE K887 PEUGEOT 405 SUPERTURISMO “Y.Dalmas” 1994 1/

今回の白ロット、最後の犠牲車となるのは“スモーキー”じゃない方のヤニックがドライブしたプジョー405。

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スーパーチューリズモの車輌らしくタイヤはタイヤハウスにめり込み、ヤル気マンマンです。
入手したには気付かなかったのですが、既に前オーナーの手により仮組まで済ませてある状態でした。

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とはいえレジンボディは収縮しており、当然のように窓枠部周辺を特にガリガリと削り込む必要がありました。

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レジン製リアスポイラーも欠けや気泡はなく、洗ってしまえばそのまま使える状態。
お気づきと思いますがタイヤです。これは本来、エスプリのキットに付属していたホイールとタイヤなんです。
モロモロの工程から玉突き的に今回のプジョー405用として使う次第となったのです。その原因というのが、

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プロバンスムラムラ社のタイヤは中途半端に硬化しており、柔い箇所と硬い箇所が入り交じっていました。
湯に浸け、しばらくモニモニしてからホイールに嵌めようとすると、均一に拡がらなかったり、ちぎれたりして
散々な有様。このまま使うことはできないとジャンクから適当に使い回せそうなタイヤセットを拾い出します。

目立つ気泡部分をパテでウメウメして、下地をどうにかしてから白塗装を施したいと思います。

検討課題
・4ドアのレーシングカーをもっと作る
・白下地は慎重にどうにかする

2025年7月18日 (金)

starter PORSCHE CARRERA RS BRUMOS 1st DAYTONA 1975 1/

更なる犠牲車はスタータ社のブルモス。在庫棚を小突けばボロボロと落ちてくるスタータ社のポルシェです。

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前回製作した911同様、キット付属のバQを使えるようにとにかく窓枠部分をひたすら削り込み、ガバガバにします。
ドアミラーは削り落としたいところですが、窓枠を削った後ではドアミラーを削り落とす際、確実に窓枠をモッキリ折り
砕くことが予想されることから、今回はこのままにしておきます。つまりは製作手順を取り違えたということだけです。

Carrera_rs_7512

黄色く変色し、柔軟性を失い、砕けやすくなっているキット付属のバQ。これをなんとしてでも使いたいのですよ。

もう前途多難。

検討課題
・在庫を共食いする勢いで良部品をかき集める
・窓枠削りを苦痛に感じなくなるまで反復練習する

→ 2/n

2025年7月16日 (水)

starter FORD MUSTANG LE MANS 1967 1/

なんとなく今年のノルマのようなものをこなせそうな目処も立ったので、来年に向けての仕込みというか
ロット調整的な感じの下心を隠すこと無く、在庫棚をユサユサ揺らして浮き上がってきたキットを作ります。

あ、ルマンは今年もフェラーリ優勝でしたね。あとはコルヌさんが過労死しないことを祈るだけです。

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なにも考えずゴリゴリ削ります。削るのに飽きたら車高の塩梅を確かめます。まぁ、いいんじゃないでしょうか。

Mustang_lm6712

いかつい顔だな。とりあえず最近の収縮したレジンボディへの対応策として窓枠をザリザリ削っておきます。
そんなことしたらディテールがおかしくなるだろ!ちったぁ考えたらどうなんだ!ご批判ごもっともでござます。
でもねぇ、聞いておくんなましな。キットに付属してるバQをどうにかしてそのまま使いたいんでがんすよ。ね?

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イチイチ考えないですよ。今さらバQの再建だって面倒ですよ。面倒からは逃げるに限るんス。面倒ですから。
後窓はなんか変です。車内のエア抜きのような感じで屋根との間に隙間があるようです。よく知りませんけど。

Mustang_lm6714

排気管は先っちょだけ丸パイプに置き換えようと思います。このままじゃあ作業性が良くない感じがするのです。

ということで、白く塗るキットを一掴みします。

検討課題
・白ロットの次を考えておく
・伸びきった皮算用をしてみる

→ 2/n

2025年7月 5日 (土)

JADE MINIATURES J4307 VANWALL F1 Trintignant Monaco1956 6/6 完成

タイトルの通りJADE MINIATURES J4307 VANWALL F1 Trintignant Monaco1956です。

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オープンホイール苦手克服として、気まぐれに自分でもギリギリ作れそうなパ-ツ構成のキットから選び作っています。
そうはいっても初手から苦手でしかないオープンホイールですから、まとまりよく作れるはずなどありゃあしないのです。

ホワイトメタル製の排気管はメタリックブラックを塗っただけ。もっとツヤ消しにした方が良かったんじゃないかと後悔。

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リアアスクルの組立に難儀します。エポキシボンドをダブダブ流し込み無理矢理どうにかしています。
それでも後輪はユルユルとしていたため、車体下にスペーサを置き、後輪部からへたれないようにサポートしています。

ミラーは銀色で塗っただけ。彫り込んで金属板を埋める追加工作は、私にとって面倒極まりない工程なのです。

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エンジンフード部に巻き込んだ毛埃は、スポンジヤスリを使いソコソコ削り均した後コンパウンドで磨き誤魔化しました。
マダマダ全然ダメダメだなと自分の現在位置を認識したら台座に接着して完成とします。

検討課題
・苦手克服をドンドンやってみる
・JADE社の新製品をチェックする

2025年7月 4日 (金)

starter LOTUS ESPRIT No.44 LE MANS 1993 7/7 完成

タイトルの通りstarter LOTUS ESPRIT No.44 LE MANS 1993です。

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検討課題に記したバQの嵌め合い調整は順調に失敗。側面窓上部にエポキシボンドのモレモレを確認できます。
黄ばんで硬化しきった前窓は保存状態も悪く、日差し除けやワイパーで隠せない位置にヒビヒビの割れ目があり
タマタマ平面的な窓ということで、仕方なしに現物あわせでアセテートフィルムから適当に切り出し、貼ってます。

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キット付属のホイールとタイヤはどうにも微妙だったため、手持ちの適当なキットのタイヤセットをレジンで複製。
ホイールにゴムタイヤを装着した状態で複製したモノだから、白いホイール部分との塗り分けはゲバゲバです。

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屋根後端部スポイラーを支えるエッチングパーツは省略。組んでしまった後からでは差し込めないからです。
それにしてもスタータ社のエスプリはゴツイ。年式違いかもしれませんがプロバンスムラムラ社から発売されて
いた緑色ベッタリのエスプリのほうがシュッとしていると思います。どうにかして再挑戦したいものです。

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個人的に1995年のルマンこそ「当たり年」のような気がしていましたが、1993年もナカナカな感じがします。
台座に接着し、1993年のミグと並べて完成とします。

検討課題
・ヤケクソでスタータ社のNSXに手を出す
・ベンチュリをソッと仕込んでおく

2025年7月 3日 (木)

starter MIG LE MANS 1993 4/4 完成

タイトルの通りstarter MIG LE MANS 1993です。

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カンカンウレタンも硬化しちゃったようなので細かい部品を取り付けていきます。
窓パーツはミニカーのまま、ぶ厚いプラパーツを嵌め込んだまま。ホイール周辺はスタータ社末期の標準的構成です。
ワイパーはトランスキットにエッチングパーツとして用意されていますが、タメオ社の適当なものに変更しています。

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リアウィングは接着しろが少ないため、固定に難儀します。
ボディとウィングの隙間にt=4.5のスポンジを挟み込み、仮固定してからエポキシボンドでガチガチに固定しました。
ドアミラーはミラーフィニッシュを貼り込みますが、ミラー面がガタガタだったため鏡面感は皆無です。

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Bburago社のパッケージには1:43とスケール表記がなされていますが巨大に感じます。
どれくらい巨大かというとアメ車より車幅があるようです。ボックススケールなのでしょう。細かいことは気にしません。

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相変わらずのダメダメ感を前面に押し出していますが、言い訳をするため在庫棚をユサユサと揺らし発掘してみます。
発掘品はBburago社のモトモトのミニカー。1993年から2016年にかけての期間で百貨店において購入したものです。

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悔し紛れに素のミニカーと並べ、俺なりに頑張ったんだよと誰かに言い訳しながら台座に接着し完成とします。

検討課題
・シトロエンGSのトランスキットもいずれ作る
・最近のブラーゴ社のミニカーを買ってみる

2025年6月16日 (月)

Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967 4/4 完成

タイトルの通りProvence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967です。

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Provence Moulage K360 PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967
窓まわりを含め、バQの嵌め合いと調整はワイルド&ラフ。いつものことなので気にもなりません。
ボディ先っちょのおピンク部分がラジエターカバー?パネル先端の曲線と合っていません。合わせきれませんでした。

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製作開始段階で削り落としたテールライトは実車とはまるで異なる形状で再現しています。再現にさえなっていません。
円形φ3.0のエッチングを台座にして、半球状φ2.5のライトパーツを載せただけです。記号としてのテールライトです。
車体後部上面のファンネルカバーも蒲鉾状に成形したプラ板を鉄色に塗って接着しただけです。

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Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967
こちらはKナンバーを与えられる前のキットです。こちらも窓まわりを含め、バQの嵌め合いと調整はワイルド&ラフ。
ボディ先っちょの水色部分がラジエターカバー?パネル先端の曲線と合っていません。合わせるなんてムリムリですよ。

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テールライトとファンネルカバーの表現は、おピンクの226号車と同じにしています。
ホイールはタミヤ社 TS-40 メタリックブラックを吹いただけ。吹いただけなので中途半端にツヤがあります。
手間を惜しまず、もっとツヤを消したマグネシウム感を感じられる風合いにしたかったところです。

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おピンクの三角形は226号車。水色の三角形は228号車。プロバンスムラムラ社のキットとの相違をご確認ください。

今回、試みとして無希釈クリア塗装に表面の段差を削り均し、仕上げも無希釈クリアを吹いたままとしてみました。
無希釈濃厚クリアということで毛埃などの付着や混入のリスクはありますが、工程を短縮できるメリットもあります。
また、愛用のカンカンウレタン吹きっぱなしとは異なるノペノペした塗り上がりも悪くないと思ったりもします。

カンカンウレタン吹きっぱなしと併せ、無希釈クリア吹きっぱなし仕上げでも作っていこうと思います。

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リアカウルヒンジ、ジャッキアップ用フックは削ったまま。面倒なので再建は見送りました。
デカールのサイズが合ってない感は明白。さりとてヘッポコごときにどうにかできるものでもなく、ナクナクそのままです。

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キットをお譲りくださった「上田の巨匠」さまに感謝しつつ、疑問を残しながら台座に接着し完成とします。

そして完成後「オンザデスクの巨匠」さまより貴重な情報をいただきます。情報提供ありがとうございます。
ポンチキモデルと比べてみると、プロバンスムラムラ社の適当さと、Le Mans Decals社のやっつけっぷりと、
私の粗忽さと面倒くさがりが渾然一体となり、どこまでいってもダメダメさがだけがキラキラと輝く結果と
なったのでした。この情報過多時代に石器時代以前のモデリングでは足をすくわれるのですよ。ぬくぅわぁ!

検討課題
・長期熟成中のアレコレをどうにかする
・911以外のポルシェもドンドン作る

2025年6月15日 (日)

Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967 3/4

白塗装もいい感じに乾いてしまったようなので、入手したフレッシュなデカールを貼っていこうと思います。

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んんん?おピンクの三角形デカくね?ゼッケンもなんかデカくねぇか?

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なぁおい、三角形とゼッケンもデカいよな?もしかしてボディが小さいのか?イヤイヤ、そんなまさかな。…マジ?

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今回使用したLe Mans Decals社のデカールは、シートに全て印刷されているため、貼りたいマーキング部位の周辺
ギリギリに切り出す必要があります。しかも微妙に硬いというか、溶けないというか、どうも曲面に対して思うように
馴染まないタイプのデカールでした。あまり経験したことのない性質だったため少しばかり四苦八苦しています。

車体先端のおピンクの帯がフロントフード前端のカーブと一致していません。デカールとレジンのサイズが異なってる
可能性もあるし、うまく溶かして伸ばしきれていない私の技術的未熟さもアリアリです。もうどうでもいいことです。

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水色もサイズの違いが顕著です。適当に溶かして密着させたらライトハウジングに帯部の余った分がビロビロします。
こう見えて私も特に冬には余ってしまうアレなので、よく切れるナイフで思う存分余ったデカールを切除しておきます。

検討課題
・削り落とした部分の代替案を考えておく
・ここまできたら2台同時完成を目指す

4/4

2025年6月14日 (土)

Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967 2/4

ヨンサンのポルシェ910って同スケールのナスカーと比べて薄べったくて小せぇなぁと思いながら製作を進めます。

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プロバンスムラムラ社製ポルシェ910のキットに同梱されるデカールに不明な点というか、疑義が生じます。
私のことですから「馬鹿なこと言うな、どうせお前の勘違いだろ!」と詰られるのが関の山ですから資料本を購入します。
結論としては、この資料本は1967年のタルガフロッチョに出走したポルシェ910について決定打にはなりませんでした。

仕方ないので勤務先において熱心に仕事する振りを装いつつ、少しでも確証を得られそうな画像の収集に励みます。
どうもゼッケンナンバーと、車体側面に表示される三角形の色の組み合わせが異なっているようなのです。
プロバンスムラムラ社のデカールに全幅の信頼を寄せ、信じきって貼り込むと存在しないカラーリングになるようです。

んだよソレ!

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は~忙し!忙しいなぁ!!仕事する振り全開でインチキデカールをこさえます。なれど「コレジャナイ」感バリバリです。
あ~もぅ、作るの面倒になっちゃったな。削りっぱなしのパーツを小箱にしまい、2018年11月から長期熟成させます。

事態が動き出したのは2024年12月。年末の集まりにおいてスーパーエージェント様の辣腕がいかんなく発揮されます。
事前にお願いしていたLe Mans Decals社のデカールを入手することに成功します。感謝です。ありがとうございます。

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デカールの問題に解決の糸口を見つけられてしまったので、いつまでも熟成させておけずノロノロ製作を再開します。
削りっぱなしだったパーツをシンナーで洗い、グレーのサフェーサを吹き数年振りの塩梅を確認します。

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念のため白サフェーサも吹いておきます。

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小さく、ツルンとした形状ですので薄く吹いても硬い塗膜を得られる関西ペイント アクリック #1531 ホワイトを
全体に二度吹きし、吹いた塗料が垂れてこないよう白熱灯下に置き、遠目からユルユルと加熱しながら乾燥させます。

検討課題
・待てば海路の日和ありを実感する
・解決策が見つかるまで熟成もアリ

3/4

2025年6月13日 (金)

Provence Moulage PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967 1/4

モノとしては10年以上前にお譲りいただいたキットです。
製作にあたり柄にもなくイロイロと調べる過程で不明な点がボコボコ出てきたため長期間の放置。
とはいえ、10年もモニモニしていれば解決策的なものもニルニルしてきたので製作を再開します。

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此処にPORSCHE 910があります。しかもダブル。

右は2012年9月22日、五反田で催された43modelers' 2012オフ会にて入手したキット。枯れてます。
左は2017年9月3日、五反田で催された43modelers' 2017オフ会にて入手したキット。記録を見返します。
どちらも「上田の巨匠」さまからお譲りいただいたキットです。経緯はここここらへんをご参照ください。

同じキットを複数個入手するというのは、モデラーの習性として広く知られていますが、この910については
入手にあたり5年のブランクがあります。つまり私は、事前に入手済だったことをスッカリ忘れていたのです。
ドングリを埋めた場所を思い出せない栗鼠と同程度の脳味噌しか装備していないのですよ。自慢げに言います。

左のキットは、K360 PORSCHE 910 TARGA FLORIO 1967と、K360の品番が与えられています。
後日の再販品なのか、しっとりとした削り心地の切削性に優れるレジンパーツで構成されています。
2個並べて作業性の良さそうなK360を先に生贄として、手始めに後部のエアファンネルカバーを削っています。

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できること、できないこと、やれること、やりたくないこと。自分の能力の範囲でどうつくるか算段します。
全体にバリを削り落とし、工作や塗装の邪魔になりそうな突起部も後ほど再生するかは別にして削っておきます。
この時点で車体先端のジャッキアップ用フック、フロントフードのファスナー、ドアヒンジを削り落としてます。

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後部では前述したエアファンネルカバー、テールライト、リアカウルヒンジ、ジャッキアップ用フックを削ります。
入手段階で硬化し始めていたタイヤは窓から投げ捨て、過去に製作断念したジャンクという残骸から似たサイズの
謎汁を滲ませていないヤワヤワなタイヤを探し、車高の調整と併せ適当に辻褄を合わせておきます。

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バQがサッパリ合いません。
無理はしない、させない、したくない。労働三ヶ条を三唱のうえ見なかったことにします。

ここまで2018年11月に仕込んでいます。

検討課題
・2個程度で多々買いだなんて言わない
・並行して作る際の手順を間違えない

2/4

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