カテゴリー「ヨクボウ」の221件の記事

2023年9月20日 (水)

ガサガサのブツブツ

今から9年ほど前に購入したハファール リチャード。
当初の濃色クリームを塗り込んでいく作戦というか、予定は見事なまでに大失敗となります。

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手入れが雑。これに尽きるわけです。もうガサガサのケパケパ。油はスッカリ抜けきってツヤもありません。
雨に濡れた後の処理を疎かにしたことからカビが発生し、ブツブツとした色むらというか、痕も残っています。
どうにかできないもんスかね。どうにかして延命というか、マダマダもう少し履いていたいのですよ。

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今春にオールソールを依頼したお店にベソベソと泣きつく感じで靴を持ち込んでみます。
イロイロと相談の結果、まず洗浄とトリートメント。さらにカラーリング処理と撥水加工を施してみようと。
硬化し、ヒビヒビと割れも生じているソールはビブラム社の同型、1136の茶色を選択し交換してみます。

作業内容も多く、修理に時間がかかると言われます。雑な自分への戒めですから仕方のないことなのです。

検討課題
・次はちゃんと手入れする
・新しい靴を物色しておく

→ after

2023年9月10日 (日)

野球帽を買う

暑い日に外出するとき頭皮、頭頂部の保護を考えるお年頃なわけで、帽子を買ってみます。

家の周りや庭で何かする際は菅笠を被っています。頭頂部と笠のあいだに空間が設けられるため
頭皮が蒸れることもなく、快適だったりします。ただ、これじゃあ電車に乗るのに躊躇しちゃいます。
結局のところ、安易に野球帽を買い増すこととなります。

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ツバ曲げないの?シール貼りっぱなしなの?でお馴染みのニューエラ社の野球帽。
本当に欲しかったのは東京スワローズの帽子。でも外野席で応援する小説家の姿がチラチラ
してきたので、紺に赤の配色をあしらったアトランタ・ブレーブス、7-5/8を選んでみます。

オドオドしながら店員さんに尋ねると「曲げてゼンゼン大丈夫ッス!シールも剥がしてますよ!」と
店員さんが被ってる帽子を見せてくれながら説明してくださいます。そうなんだ、大丈夫なんだ。
であればと蒸気も噴出する専用の機械を使い、目一杯ツバを曲げていただきます。

暑い日に長時間使用して、汗染みを残さないよう注意しながら被ろうと思います。

検討課題
・基本は湘南カラーのホエールズ
・トリコロールのバファローズも

2023年7月 8日 (土)

プラモ向上委員会 ボルテックスターラー ターボ

発売当初はすぐに品薄、欠品が続いていたプラモ向上委員会のボルテックスターラー ターボ。
ようやくホビーショップ店頭に並ぶようになったので、どんなものか試す感じで購入してみます。

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振動具合を青・黄・赤で色分けしており、塗料の種類に応じて振動具合を調整して使用します。

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テスト要員はガイアノーツ社 #125 スターブライト アイアン。
細かいメタリック粒子が瓶底に沈殿しやすく、振動による攪拌の状態を目視しやすいと思います。

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ブイィィィン
事前のテストで沈殿物を上にした方が攪拌終了までの時間を短縮できる結果が得られたことから
瓶底を上にした状態でセットし、黄色の目盛に合わせ振動させています。

ただし、開封して密閉性を確保できていない塗料瓶を逆さまにセットして振動させると、なにかの
弾みで蓋が緩み、中身を周囲にブチ撒ける可能性があるため、新品状態の塗料瓶でのみ逆さまにして
振動させることができると思います。あくまで自己責任、自己判断の範囲でお願いします。

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約5分、長時間の連続振動はできない構造のため、何回かに分けてブイィィィンしてみました。
メタリック粒子の沈殿物ははぼなくなり、瓶の中でじゅうぶん塗料の攪拌が行われたことが解ります。

便利だと思います。振動時の作動音はソコソコありますが、耐えられないほどの音量ではありません。
瓶を手に持ちシカシカといつまでもシェイクすることに比べれば、はるかに楽ができると思います。

私はシカシカすることさえ面倒なので、中身が漏れないようにチャック付きポリ袋に塗料瓶を入れて、
それを通勤カバンに忍ばせ1日、2日普通に通勤しています。通勤時に歩いたり、電車の振動だけで
攪拌が終了できたりしています。危険物の持ち込みうんぬんは、どうかオメコぼしくださいませ。

検討課題
・高粘度液体の攪拌限界に挑戦する
・HITACHIで代用可能できるか試す

2023年6月22日 (木)

サンゴープラキット

買って応援!頑張れウクライナ!
とりあえず特定の政治的なアレとかはないんですよ?一応の言い訳を書き、予防線を張っておきます。
ホビーショップで目についたので購入します。マスターボックス社のフリーダムさが大好きなんです。

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Master Box 1/35 Somewhere in Saigon
購入後に調べると2017年にリリースされたものと知ります。コロナ前、ウクライナ侵略前のことです。

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米兵x2、ポン引きx1、プロスティチュートさんx2の豪華5体セット。
これで「ペロペロシコシコナンバーワン」の情景を再現できること間違いなしです。

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平べったい顔、細い目もと、丸い鼻先。特別な工事や修正を行なっていないアジア系女性を巧みに再現しています。

いつかジオラマ仕立てで並べてみたいと考えたりします。そんな日は未来永劫こないかもしれませんけど。

文中「ペロペロシコシコナンバーワン」は、Cat Shit One 1巻 小林源文著 ソフトバンククリエイティブ刊から引用。

検討課題
・Master Box社のPATROLINGを探してみる
・Master Box社のCharlie on the left!!も探す

2023年6月 6日 (火)

ぬいこむ

てなわけで靴底交換にだしていたブーツの修理が完了したと連絡をいただき、イソイソと受け取りにいきます。

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いい感じで縫い込まれています。これでまた10年は履いていけそうです。

修理をお願いしたのは駅やショッピングセンターなどで店舗展開をする店舗面積1坪くらいのチェーン店。
今回の靴底交換は店舗での修理ではなく、専門スタッフの常駐する別工場で行われたと説明を受けます。
なるほど。自分的には見逃していたことを悔やむことしきり。

なにはともあれ感謝感謝でございます。

検討課題
・他の靴も磨き含めて依頼する
・豊橋の業者に依頼することも考える

2023年5月24日 (水)

傘を買う

2023年5月13日、第61回 静岡ホビーショー2023 一般公開日初日。都内は薄ら曇りの中途半端な天候。
これから梅雨だったり、突然のゲリラ豪雨に狼狽えないよう用心のため折りたたみ傘を買い求めに出かけます。

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とりあえず東武鉄道の誇る帝都東京のターミナル、浅草駅で下車します。
自分は何かを買うとき、その商品を買うべき街を決めつけているようで、今回の傘や扇子が欲しくなると浅草へ
行ってしまいがちになります。袋物なら浅草橋、書籍なら神保町、お酒を飲むならダメな街といったアレです。

それにしても浅草は大混雑。
2019年に中国武漢で発生したとされる新型コロナに対する感染防止の一環としてのマスク着用も、今春3月から
その着用を含めイロイロと緩和され、ユルユルながら中国武漢から拡がったとされる感染拡大前の生活に戻るべく
日本人はその空気感を窺いながら様子見するなか、海外からお越しの観光客は円安ブースターもあって減少する
兆しは皆無といえます。今後は新型コロナ発生の本場と呼び声も高い中国からも観光客を受け入れることとなり、
この混雑に拍車がかかるのだろうなと思ったりします。日本人は肩身を狭くして、息を潜めておきましょうか。

いつも通り益体もないことをグチグチと考えつつ、駅近くにある洋傘専門店を訪れます。

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折りたたみ傘を2本。
普段使いの小振りなカバンに収まる小振りな折りたたみ傘を購入します。
当初は1本買っておけばいいかと思うも、紺色の折りたたみ傘を製造している業者は既に廃業したとうかがいます。
傘の骨、生地、グリップなど各部を製造する業者のひとつでも欠けると、途端に製造が立ちゆかなくなるそうです。

世知辛いものでござんす。
次に買いに来たとき、望む折りたたみ傘を手に入れないと困るので、もう1本と銀色の傘も購入しておきます。
専門店であっても供給が滞れば在庫は満たされなくなります。はてさてどうすればいいものか消費者として考える
必要もあるのかもしれません。困ったことです。

検討課題
・骨の多い長傘を買ってみる
・ビニ傘ならホワイトローズで

2023年4月30日 (日)

おさいふ

蛇の抜け殻を入れたり、弁天様のお汁で洗った小銭を入れておくアレですよ。

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上野駅コンコースにて東日本バッグ工業組合による展示即売会を開催しており、この財布に目が吸い寄せられます。
財布は自分で購わず、いただきものを使うものだともいわれていますが、目に付いちゃったんだからしょうが無い。
製造販売をしてる株式会社三和袋物の方から説明を聞き、少しばかりサスサスしたら迷うことなく即購入です。

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近年はキャッシュレス化も進み、二つ折りの財布では百諭吉を突っ込むことなどムリムリの無理な状況でござんす。
外革は柔らかく、薄手の羊革を藍を用いて染めたもの。内革は薄手のヌメ革。部分的にナイロン生地も使ってます。
使う前にヌメ革が使われている内側をおっぴろげて日光浴をさせておこうと思います。

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現在は外革がバグッダ革の長財布を使っています。
これがサイズ的に微妙で、札入れ部分に諭吉さんを収納すると札の角部が確実に折れてしまうモヤモヤ設計。
札をピンと入れておきたいのにこの仕打ち。キャッシュレス社会到来なんだから文句言うなといわれてもねぇ。
ならばいっそ二つ折りに戻すかと思案しながらの気まぐれ物欲発散なのですよ。

検討課題
・アイゾメといえばvsトレイシーローズで
・合切袋に全部まとめて入れちゃう

2023年4月29日 (土)

けずれる

そんな感じで10年ほど前に購入したTHOROGOOD 633-1 ROOFERのオールソールをしてみようと思います。

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雨の日は履かないように、意味もなく水たまりへ足を突っ込まないようにと気をつけながら履いてきました。
爪先は何かに引っかけたのか少しばかりのキズも付いていますが、クリームを塗れば誤魔化せる程度の些細な傷。

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商品名の通り、屋根屋が履くことを想定してかソールは柔らかい素材で、全体にノッペリしたパターン。
ちょっぴり重めの体重の私がガニ股で歩くものだから踵の外側だけが片減りしています。姿勢よく歩かなきゃダメね。

ソールの爪先側に縫ってるような形跡。
ただ、修理業者さまもこれがマッケイ製法なのか、飾り糸なのかバラしてみないことには判別つかないとかなんとか。
そこらへんも考慮し、貼り替えるソールはマッケイ、グッドイヤーウエルトにも対応でき、なんともなればセメントだって
ドン!と来いな薄手のコマンドソールを選んでみます。色はこれまでのソールと違和感がないよう茶色にしてみます。

さて、完成まで約1ヶ月。どんな仕上がりになるか待ちたいと思います。
特に意味はなくカテゴリーは「ヨクボウ」とします。

検討課題
・満足いく仕上がりだったら他の靴も依頼する
・プロに本気の靴磨きをお願いしてみる

after

2023年4月28日 (金)

音頭終了

はてさて。ヘタレ全開といった感じで虎戦車の購入をナクナク断念します。
購入後の保管場所、ソコソコそれっぽく見えるようにするための塗装や追加工作ナドナド、それなりに面倒山積。
購入前に思いつくアレコレは買わない理由を探しているようでもあり、実際に購入したら後悔すること必定な感じ。
既に購入済みのⅣ号戦車でさえ開梱もせずに物置に放り込んだまま、持て余してる次第でございますからね。
ただ、それじゃあ虎戦車に負けた気分になってしまうのです。

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ひとまず自分を慰めるようにゴーロクの虎戦車。しかも御姉妹セットを見繕ってみます。
俺にゃあこれくらいが丁度なんです。ジューニはデカイし、タミヤ社のジューロク、ニーゴーを作るのは超面倒。
サンゴーも考証とかアフターパーツが地獄だし、ヨンパチやナナニーで手を打ち、負けた感を拭いたいのですよ。
でもそれでいいのか?負けたままで本当に許せるのか?パッケージをみつめながら自問します。無駄な時間です。

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ピキピキーン!!パッケージに書かれた“あとには退けない多々買いです!”から天啓を受けます。
もう俺と虎戦車との対決です。とばかりにホビーショップにあった在庫を一抱え購入してみます。やっぱこうだろ。
もちろん作りますよ。黄色いのも灰色のも、なんともなれば緑色の虎戦車だってこれだけあれば作れるもんです。
やはり数こそ正義。自分を慰めつつ、多々買ってこそのヘッポコモデリングと再確認するのです。

検討課題
・併せてゴーロクのⅣ号戦車も作る
・これで勝ったと夢にも思わない

2023年4月14日 (金)

ヨンサンプラキット

そこにヨンサンプラキットが「ある」と知れば欲しくなるのがダメ人間の性でござんす。
今年の新年会の折、美味しいお鮨とお酒で調子よくなった勢いに任せてスーパーエージェントさまに無理を承知で
ヨンサンプラキットの取り寄せをお願いします。毎度毎度心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

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AIRFIXといえばブリテンの老舗という印象ではございますが、今ではインドメーカーといっても過言ではないです。

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Starter Set JAGUAR E-TYPE
ブリテンですからね。ブリストル ファイターあたりをキット化していただければ簡単に漏らせたんですけどね。

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車体のプラ部品、デカール、組立説明書、接着剤、塗料、細筆が揃った縁側製作に最適な豪華フルセット。
プラ部品の成型色はパッケージイラストに準じたヨモギ色。部品分割に難を感じますが感じちゃいけないのです。

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組立説明書にアジア圏の言語表記は無し。
グローバリズム?はぁ? 多言語対応?はぁ? 多様性?はぁ? ちゃんちゃらおかしいゼ! ブリテン風味全開といえます。

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Starter Set PAGANI HUAYRA
イタ車です。跳ね馬でもなく、ニョロ蛇でもなく、楕円に「P」のパガーニ ウアイラをキット化。

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プラ部品の成型色はパッケージイラストに準じた青色。キット構成はE-TYPEに準じた豪華フルセット。

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Starter Set BUGATTI CHIRON
おフランス車ざます。クラシックカーではなく現代的スーパーカーであるブガッティ シロンをキット化。

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プラ部品の成型色はパッケージイラストに準じた赤色。キット構成はE-TYPEに準じた豪華フルセット。そして…

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ブガッティのモツ。
キット付属の赤ペイントが小袋内にモレモレしたようで、スプラッタな見た目にギョッとします。
プラキット側に赤ペイントは漏れ出してはおらず、特段の問題は無かったことは幸運といえます。

他にもローバー ピックアップ、マクラーレン 765LT、アストンマーチン DB5、暴れ牛ウラカン Evoなどのキットも
ラインナップされており、エレール社とは異なるヨンサンプラキットであれば欲しくなってしまう気持ちもあります。

検討課題
・モツの処分を考える
・ブガッティは青で塗る

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