car styling 2025 vol.1 三栄書房刊
紆余曲折イロイロありながらもcar styling誌が復刊しました。本屋で見つければ当然のように購入するわけです。
慣れ親しんだ判型は手に納まりも良く、カースタイリングはやっぱこのサイズだよな、としみじみ思うわけです。
表紙には「NEW ERA」とも書かれます。新時代ということです。
国際競争力、低環境負荷、衝突安全性、乗員保護、サスティナビリティ、コストダウン、トランプ関税、諸行無常。
それと下請けに対する「お願い」という苛烈な命令。自動車デザインを含む自動車開発を取り巻く状況は厳しさを
増すばかりです。新時代における工業デザインの上っつらだけでも本誌を通じ、少しでも感じておこうと思います。
特集として「中国自動車メーカーの現在地」にページを割いています。
国策として電気自動車普及を発展させ、唸るほどのマネーを持て余す14億人民の旺盛な購買力により中国の自動車
メーカーはもっと挑戦的デザインと機能を盛り込んだ新車をリリースすると思っていましたが、未だにタイヤは4輪、
屋根もワイパーも100年前から変わらぬものを装備するだけで中国らしいデザインも機能も見当たりません。
80万人を超える在日中国人も自国から日本進出を果たした紅旗を乗り回すことなく、愛国心のかけらも見せずに
トヨタオラツイタアルファードにゾロ目ナンバーを貼り付け喜々としています。そんなんでいいの?と思ってしまいます。
良くも悪くもトヨタ車のデザインは、その手の人たちに訴えるモノがあるということなのでしょう。ナンナンだかなぁ。
刊行タイミング、次号予告はなかったものの、次号を見つけたら購入します。
検討課題
・フラットデザインに疑問を呈する
・車は凶器と認識させるデザインも必要
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