カテゴリー「ヨンサン RALLY」の236件の記事

2025年4月14日 (月)

GAFFE Nissan Patrol T3 Ponsa Granada Dakar 1995 6/

ずいぶんと長期にわたり放置していますが、最近の日産を応援するでもなく製作を再開しようと思います。

長期間放置の理由を思い出そうと小箱を開けたり閉めたりを繰り返し、記憶が甦ってくるのを待ちます。
思ったように記憶は甦らず、とりあえず塗装済みのボディに貼るデカールを引っぱり出し、併せて過去の
記録も読み返し、どんなもんだったと霞ががった記憶をモニモニ揉みしだき、記憶をまさぐります。

もうね、足かけ8年モノの記憶ですからナカナカ甦ってこないんですよ。

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探し出したデカールにクリアをドバドバ吹きかけます。
キット同梱の詳細な説明書と見比べながら今後の製作にあたり問題となる点があるか考えたりします。
そうだ、青ベタだ
ようやく思い出します。ソウソウ、車体下部まわりなどの青ベタ部のデカールが無いことを思い出します。

ここで躓いたんだ。8年の熟成期間の中ですっかりストライクゾーンが広くなった自分であれば、迷わず
デカールを貼った後、青ベタ部をヨロヨロ筆塗りすればいいじゃんと楽することだけを考えられるのです。
ソモソモ車体の黄色が違うという根本的な間違いすら直そうとしない自堕落モデリング実践者ですから、
細かいことは気にせず、日産自動車が健在なうちに完成させてしまおうかと目論むのです。

検討課題
・ゴロワーズな日産も
・埋まってるR33も

→ 7/n

2025年3月14日 (金)

Heller CITROEN 11CV DAKAR 1980 6/

なんとなく珍しくも漏らさなかったマスキング塗装に満足感を覚え放置していましたが、製作を再開します。

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ここにデカールがあります。2020年から2022年にかけてのどこかで入手したデカールです。

中国武漢で新型コロナウィルスが発生し、世界的感染拡大の猛威を奮っていた2019年以降、行動の自粛を強く
求められるなか、することもないので家に立てこもり健全なシンナー遊びに没頭していた頃のことでございます。
自宅でリモートワークをする風を装いつつ、フラフラとネットを彷徨いながらデカールメーカーを探し当てます。
見つけたのはアタラヤデカール社。あるじゃん!いいデカールあるじゃん!とはいえこちとらヘッポコでござんす。
当然のようにスーパーエージェントさまに泣きつきます。いつもお世話になりっぱなしで申し訳ございません。

スーパーエージェントさまの辣腕によりエレール社のそれとは違うフレッシュなデカールの入手に成功します。
拾い集めた実車画像や、海外の巨匠さまによる作例と見比べるなかで、不足するマーキングもあったりします。
それでも賞味期限の切れた硬く、黄ばんだエレール社のデカール使うことを考えたら100倍素晴らしいですし、
なにより「ある」と「ない」とじゃ雲泥の差があり、多少の齟齬があっても作る算段に取りかかれるのですよ。

ね?

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ということでニス部をギリギリに詰めて切り出しながら貼り込みます。
なぁ兄弟、知ってるか?デカールがフレッシュだと作業時間をマジ短縮できんぞ?久しぶりのことに驚きます。
切り出したデカールを水に浸けてる時間、軟化剤を浴びせかけ、どうにか貼れる状態に柔らかくしてる時間。
そういった待ち時間が無いんですよ。ここ数年のヨンサン製作で感じなかった感情に動揺をするくらいです。

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不満が無いわけではありません。上記の通り、リアナンバーなど不足しているマーキングがあったり、電話番号
表示が窓枠に沿って湾曲していなかったりもします。そこらへんを踏まえても貼っちまえばこっちのもんです。

保護のため軽くクリアを吹き、後日のクリア厚塗りまで放置しようと思います。

検討課題
・新しいデカールから貼れるように作る順番を考える
・カリグラフ社の割れ砕けるデカールが標準と思い込まない

→ 7/n

2025年3月13日 (木)

starter TOY023 TOYOTA COROLLA MARLBORO RALLY CATALOGNE 1998 3/

買うだけ、塗るだけ、作るだけ。未経験者大歓迎、簡単なホワイト案件のはずなのにどうにも製作が進みません。
というのも経年によって柔軟性をとっくに失い、脆くなったキット同梱のデカールを貼る気になれないからです。

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ね?これですよ。中途半端なサイズの赤ベタデカール。これが気持ちいいくらいに全く貼り込めないのですよ。
ヒビヒビにサケサケ。何とか貼り込んでもモロモロでワレワレ。

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じゃあ、つべこべ言わないでマスキングして塗れよ!となりますが、それはそれで面倒です。本当に面倒なんです。
前部は凹凸の多いチンスポで確実にマスキング失敗からのモレモレ。後部もリアスポ側面のマスキングに失敗して
順調にモレモレ。つまりはマスキングを施しての塗装ではお漏らし確定が約束されているのです。そうでやしょ?

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貼るよ。貼りますよ。面倒だけど。何度でも書いておきますよ、マジ面倒なんです。

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タッチアップしたつもりでもタッチアップしきれていません。とりあえずデカール剥落を防ぐためクリアを吹きます。

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修正のため塗り重ねた箇所がマル判り。とても後処理が成功しているようには見えません。しかも塗装面がボコボコ。

検討課題
・クリア厚塗りで誤魔化す
・赤色のバリエーションを増やす

→ 4/n

2025年3月12日 (水)

microsprint MS08 Lancia Bata 4°class Rally P.O.R. USA 1974 2/

明け方、埼玉県の収穫を終えた田んぼで越冬していたサスカッチの群れが北へと帰る姿を目撃すると、あぁ今年も
春が廻って来たと思うとともに冬期ナナニー修行の終了、そしてヨンサン製作の再開となります。ウソですけどね。

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キット付属のデカールを貼っていきます。同梱される組立説明書に記される実車画像はモノクロのゲバゲバなコピー。
デカールは複数のイベントに対応してることから、どこにどのデカールを貼り、どれがどうなのかがサッパリ解りません。
仕方ないので面倒と思いつつも画像検索などをしますが謎は深まるばかり。もう製作を放棄したくなってきます。

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放棄したくなる理由としてデカールの質、というかクセの好みもあります。
一時期、タミヤ社のカーモデルを中心に同梱されていたツヤがあり、厚みもり、ソコソコ硬めのデカール。
それでいてデカール軟化剤を浴びせると突然デロデロと溶け出し、扱いに難儀したデカールによく似た感じなのです。
ヤワヤワになるまでに要する時間が把握しづらく、密着させるためにペシペシする時間を長く取れないタイプなんです。

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とりあえずソレっぽく貼り込みます。エンジンフードのルーバーがデカールなのは御愛嬌。スジ彫りするなんて面倒です。
古めのマルボロカラーに見られる紋章のマーキングは、フィリップモリス感があっていいなと考えたりします。

検討課題
・ゴーロク製作はマダマダ続ける
・隙あらばナナニーAFVも作る

→ 3/n

2025年1月17日 (金)

MINI RACING No.0188 PEUGEOT 605 4X4 DAKAR 91 3/

松の内もすっかり過ぎたことだし、普段と変わることなくヨンサン製作を再開するのです。

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間が空いたのはミニレーのデカールに対して苦手意識を持っているから。
もちろんSMTS社やSRC社、それにマーシュモデル社のデカールも苦手なんですよ。分かってつかぁさいな。

そんな言い訳を並べながらデカールを貼ります。なんとなく貼れてる感じがしますでしょ?ところがギッチョン。

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見ない、知らない、勘づかない!自分に言い聞かせるよう、念仏をブツブツ唱えながらクリアを厚吹きします。

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やっぱな!
画像を調整するとデカールのニス部分がワジワジしていることが解ります。んぬぬぬ、どうしたもんでやしょ。
以前作ったポンテでも同じようなワジワジに悩まされ、結局クリアを厚吹きし封じ込めるとこで誤魔化しました。
今回もそんな姑息な手段を用いてやっつけようと思います。

検討課題
・ミニレーのデカール打開策を見つける
・完成させない逃げ道も整備しておく

→ 4/n

2025年1月10日 (金)

Heller CITROEN 11CV DAKAR 1980 5/

模型の神様からの啓示を受けたような気がしたので、その教えに沿って製作を進めます。

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黒サフェーサも乾いてしまったのでタミヤ社 TS-14 ブラックを吹きます。下地の粗さが目立つツヤ感です。

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再びの苦手で苦手な苦手でしかないマスキングタイム。今回はフェンダー部分にマスキングを施します。

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いきなりライトブルーを吹くのは男前すぎると考え、いったん日和ってグレーのサフェーサを吹いておきます。

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本日のメインイベント。ボディにクレオス社 S-117 RLM76 ライトブルー 独1941~を2度プシプシ吹きます。

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あれ?漏れてない。なんだよ面白くないじゃん!
先に暗色塗った後、その上から明色を吹くという塗装順は方法的には間違いじゃなかったな。安堵しちゃいます。
模型の神様ありがとうございます。感謝とともにしばらく放置し、乾燥させようと思います。

検討課題
・後で細かいタッチアップをしておく
・車内は黒でべったりと塗り潰す

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2025年1月 6日 (月)

Heller CITROEN 11CV DAKAR 1980 4/

ン、ン、ウン。ア、ア、マァママ、マァァァ絶叫に備え発声練習をしてから製作に取りかかります。

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ホウラやっぱり。案の定モレモレだぜ!漏れすぎですよ。喉も温まり、思い切り絶叫する準備もできました。さ、

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んなあぁぁぁあん!のぎゃああぁぁぁぁ!!!

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イエ~!正月一番風呂だぜ!!とりあえずモレモレもろともシンナー風呂に浸け、塗装をゴシゴシ洗い流します。

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サッパリンコ。
ここで模型の神様が耳たぶをハムハムしながら囁きます。「日頃お前のやってる馬鹿モデリングを思い出せ」と。
幻聴が聞こえ、幻覚まで感じ始めています。イヨイヨこれは末期症状的な状態になっているのかもしれません。

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黒サフェーサを吹きます。
そうだソウソウ。戦車作るときに黒塗ってからグレー塗ってと暗色から明色に無理矢理やってることを思い出します。
もしかしたらこの後のマスキング作業において失敗も減らせるのじゃあないかと考えたりするのです。

検討課題
・叫ぶときはルチアーノを憑依させてから
・マスキング千本ノックを休んだツケと知る

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2025年1月 3日 (金)

Heller CITROEN 11CV DAKAR 1980 3/

面倒ごとを列記したら、そこからどう逃げ回るかを考えながら製作を続けます。

全力で仕事する振りをしながら画像検索なんぞをしていると、実車と海外の巨匠さま達の作例とでボディ色の
表現にイロイロなバリエーションというか、解釈の違いがあることを知ります。正確さを求めてはいませんが
どの作例のボディ色を信じたらいいのか分からないのでひとまずホビーショップへ駆け込みます。

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ボディに塗るグレーを適当に4色ほど吹いてみます。併せてホイール用にアイボリーも吹いてみます。

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青みのあるグレー。そんな感じでクレオス社 S-117 RLM76 ライトブルー 独1941~を選んでみました。
ただ、これが絶対に正しい色というわけじゃあござんせん。だって実車を見たことなんて無いんですもの。
今回2025年、東洋のヘッポコによる解釈ということで御寛恕くださいますよう何卒よろしくお願いします。

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塗装の前に全体にグレーのサフェーサを吹きます。

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ボディとシャーシ側フロント目隠し板にクレオス社 S-117 RLM76 ライトブルー 独1941~を吹きます。

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苦手なマスキングをニチニチと施します。イヤな予感だけしかしません。

検討課題
・絶叫する準備をしておく
・失敗から復活方を考えておく

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2024年12月22日 (日)

Heller CITROEN 11CV DAKAR 1980 2/

そんなこんなでタイトルを少々変えながら製作を進めます。

黒箱時代のキットを欲しがった理由として、当時は1980年大会出場車用のデカールも付属してたから。
とはいえエレール社のデカールです。一筋縄じゃいかないことは百も承知の助でございます。当たり前です。
それでもアルとナイとじゃ大違い。気分の問題というか、ダカール用デカールがあるだけでヤル気も出ます。
手に入らないキットと難儀すること確定なデカールに思いを馳せても詮無いことでございます。

・前後のタイヤハウスに目隠し板をデッチ上げる
・フロントウィンドウ前にアミアミを設置する
・ルーフ上の灯火類を準備しておく
・車体前部の右側面からエキゾーストパイプを生やす
・各部のナゾ穴とナゾ突起を可能な限り再現する
・スペアタイヤをカバー無しに変更する

・エンジン横のスリット形状の再現を諦める
・ホイール形状の違いには目を瞑る
・エキゾーストパイプは詳細形状まで突き詰めない

あぁもう、書き出しただけで面倒くさくなってきます。マジ面倒でしかないッスね。ギバップしてもいいですか?

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三次元造型機を持っていないので適当な厚紙をオリオリして、タイヤ複製用のシリコーン型をこさえます。

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ボディをザリザリ削ります。
アミアミ設置用と、猫目ライト設置用の穴をほげ、ナゾ穴もほげておきます。邪魔なドアノブも削っておきます。

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シャーシにダッシュボードを接着してからt=0.5のプラ板でタイヤハウスの目隠し板をデッチ上げます。
併せてエキゾーストパイプ出口の穴を目隠し板にほげておきます。これくらいで勘弁してください。お願いします。

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現物合わせのドンブリ勘定でタイヤハウスの目隠し板を適当にやっつけます。ものすごい「やった感」を感じます。

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タイヤを複製します。脱気を疎かにしたことからホイール凹部に注型不良を確認することができます。
問題はそこじゃあないし、スペアタイヤは車体後部に取り付けられますので気にしないでおきます。大丈夫っ!

検討課題
・砂汚れマシマシにして逃げることもアリ
・お待ちかね絶叫タイムに立ち向かう

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2024年11月 4日 (月)

microsprint MS08 Lancia Bata 4°class Rally P.O.R. USA 1974 1/

サテサテ、マルボロカラー再挑戦といった感じでカローラとは別のキットにも手を出してみます。

今回、生贄となるのは1974年10月30日から11月3日にかけて開催されたPress-On-Regardless Rally USAに
おいて4位入賞した車両。よくわかりませんけどね。詳しいことは「アレナの巨匠」さまの記事をご参照ください。

なんでベータ?となるわけです。実車に対し、キットに対し思い入れは皆無ですが、このキットは赤を塗ってから
白デカールを貼りマルボロカラーを再現する構成だからです。試してみたくなるじゃないですか。それだけですよ。

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キット同梱の境界のぼんやりしたバQをソコソコ嵌まるようにするため、窓周辺をひたすらゴシゴシと削り込みます。
とはいえ、それでもバQをあてがってみてもツイライチには程遠い削り上がり。この辺でやめておこうと思います。

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車内はあまりに伽藍堂。適当にロールバーをデッチ上げておきます。

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溶剤にザブザブと漬け込み、離型剤を洗い流したらタミヤ社のおピンクサフェーサを吹きます。

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おピンクサフェーサが乾いたような気がしたらクレオス社 S-68 モンザレッドを吹きます。
もっと黒い赤だったかな。なんか普通に赤いな。塗り直すのも面倒なのでこのまま乾いたらデカールを貼っていきます。

検討課題
・茶色下地をいくつか試しておく
・赤2号の可能性を確かめておく

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